奥利根水源の森キャンプ場

横方謙三

2012年10月18日 22:08

 10月13日(土)~14日(日)に、奥利根水源の森キャンプ場へ行ってきました。場所は水上から片品へ抜ける道、坤六峠の少し手前(水上側)にあります。かなりの山奥ですが、最近はこの周辺の照葉峡が有名になって、この時期の日中は、かなりの人手があります。
 
 この看板が目印です。

 無人キャンプ場です。車が入れる砂利道を中心とした広場周辺と、小川を渡った先の森の中にテントを張る事が出来ます。今回は利便性を考えて車のすぐ隣に幕営。アルバーゴ45ではなく、ウオーラスでGO!です(^^♪






 

 

 紅葉シーズン、ドライブの人がかなりここを訪れます。この広い砂利道の周囲にテントを張る感じです。

 

 

 唯一の施設であるトイレ。以前来た時はこのトイレが一つだけだったと思いますが、お隣にユニバーサルトイレが出来ていました(写真を撮り忘れました)。定期的に清掃されているようでとても綺麗です。水洗です。トイレットペーパーの在庫もかなりありました。特にユニバーサルトイレの方は、何年か前に新設されたようで、高規格キャンプ場と比べても遜色ない感じ。唯一の施設とはいえ、トイレが立派なだけで十分、十分、・・大十分であます(^^)





 橋の奥側が駐車場。そしてこの橋を渡った森の中にもテントを張れます。

 こんな感じの場所です。こっちの方が雰囲気が良いですが、車からは遠くなります。



 ここ、炊事場がないので、食器洗いなどが満足に出来ません。だから、それを考慮した食事を考えねばなりません。
 という訳で、昼ご飯はカップ麺です(^.^) 寒いから汁物を食べたくなります。あ、でも、残り汁などのゴミが発生しますね。今回はそれも持ち帰りました('∀`)


 昼食後、特にやる事がありませんので周囲を散策。紅葉は染まりかけといった感じでしたが、真っ赤に色付いた木々も所々に散見できます。このキャンプ場を起点として、散策コースがあるので、本来ならそこを歩きたいのですが、昨年の大雨による土砂崩れの為に道が閉鎖中となっています(-.-) しかし、この周囲でも、十分に自然を満喫出来ると思います。




 日中、日差しがあればとても気持ちの良い気候ですが、夕暮れになると気温が下がってきます。拾い集めておいた薪で焚き火です。


 そして早めの夕食。焼肉と野菜。野菜はアボガド・ディップを付けて食べます。ゴミをなるべく出さず、調理も極力最小限にする為に全て家で切ったり調理してきました。



 しかし寒いっすねぇ。分かっていた事ではあるけど・・・。現在午後7時。気温4度くらいです。マシュマロを焼いて食べたりしていましたが、寒いので子供は早々にシュラフに潜り込みました。20年近く前にここへ来た時に星空がとても綺麗だった印象がありました。子供に星空を見せたいと思いましたが、この時は残念ながら薄曇り(-.-) 大人も焚き火の側で焼酎でも飲みながら寛いでおりましたが、午後9時過ぎくらいに就寝。・・・夜中にトイレで目を覚まし、外に出たらこの時は満天の星空でした。流星も見えました(^^)


 翌朝。氷点下です((((;゚Д゚)))) でも、昨日の晩の方がより寒かったという感じです。



 天気は昨日以上に良く、日が高くなるとどんどん気温が上がってきます。気持ちが良いです(^^)

 朝食は、昨日サービスエリアで買っておいたパンと、カップスープ。昨日の残りの野菜。


 撤収後、フリスビーなどをしてちょっと遊んだ後、照葉峡を見物しながら水上へ。立ち寄り温泉によってゆっくり帰りました。



 ここを最初に訪れてキャンプをしたのは20年近く前。当時はオートキャンプ的な装備などほとんど無かった頃でした。なのでこのトイレだけある野営場でもホントに十分でありました。無論タープやイス、テーブルさえ無かったのにあの頃はそれで十分。テントとシュラフ、登山用のEPIのストーブとランタン。コッフェル。そんなもんです。このロケーションさえあれば良かったのです。
 今回ここを訪れたのは、ちょっと原点回帰的な意味も含めたノスタルジーもあります・・・(^.^)












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