みずがき山自然公園キャンプ場 2015.9.19~22

横方謙三

2015年09月24日 14:38

 シルバーウィークにみずがき山自然公園キャンプ場へ3泊4日で行ってきました(^O^) シルバーウィークに合わえたかのような秋晴れの天候に恵まれて、とても充実した4日間でした。
 瑞牆山の登山も兼ねてのキャンプ。登山の様子は後日、「瑞牆山登山編」でご紹介したいと思います。ここでは、みずがき山自然公園キャンプ場の詳細をご紹介したいと思います。
 まず、キャンプ場の全景。中心のアルバーゴ45が我が家のテントです(^^ゞ

 同じアングルで、もう少し引いた画像・・・。右側に見えるのが管理棟で、さらに右側に細い道路をはさんだ向こう側もキャンプ場となっていますが、そちら側の写真を撮影していませんでした。スミマセンm(_ _)m

 これを撮影した場所は、「芝生広場」という公園です。キャンプ場より一段高い場所に駐車場があり、さらに一段高い場所がこの芝生広場。こんな感じの場所です。

 とっても綺麗な芝生の広場。思わずこちらに幕営したくなりますが、もちろんキャンプ禁止です。それにしても、瑞牆山がどこからでもバッチリ眺望出来るキャンプ場なのでロケーションは抜群であります(*^^)v  下の写真は、我が家の幕営地から眺めた瑞牆山。





 こちらのキャンプ場はオートキャンプ場ではありません。ですので、いわゆる高規格オートキャンプ場のつもりで来ると違和感を覚えるかもしれませんので、その点は最初に断らせていただきます・・。ただし、使いようによっては、低価格でオートキャンプ的に利用出来、管理棟のトイレも非常に綺麗、しかもロケーション最高! と良いことづくしであります(*^^)v 
 僕がこのキャンプ場を知ったのは、瑞牆山の登山とオートキャンプを同時に楽しめる場所を探していて、まさに最適な場所としてココ行き着きました。皆様のブログなどからの事前情報では、オートキャンプ場ではないけど、荷物の荷降ろしなどの為にキャンプ場内に車を乗り入れる事は可能との事でした。で、実際に訪れてみると「車もテントの横に駐車してイイですよ!」との受付のおばさんのお話・・。拍子抜けしました・・。という事は、区画のないもののオートキャンプじゃないですか! 戸隠キャンプ場と同じ様なシステムでありますが、キャパシティが戸隠ほどは大きくないので、車横付けOKにはしない方が良いような・・・・。我が家は、連休初日の9時頃に到着。その時点では、さすがにまだそれ程のテントが張られておりませんでしたが、この連休、これからどんどんテントが増えたら、入り口から奥の人は車を出せなくなるんじゃないの!という予感・・・。それに、自分が車を置いたが為に、後から来た人が幕営し難くなるのかと思うと、横付Okとは言っても車は駐車場へ移動したほうが無難かもしれません・・・。今回程の繁忙期でなければ問題ないかもしれませんが、車の横付けは禁止にしてもイイような気もします・・・。


 
 ここが、管理棟。何故か夕暮時の写真(^_-) もう閉まっています。朝9時から夕方5時までなので、お買い物はお早めに! この日は閉まった後も横の入り口からトイレにはアクセス出来ました。



 道の駅的な農産物の直売やお土産等の販売。それからお蕎麦などの食事やソフトクリーム等を食べる事が出来ます。





 薪や炭、氷、カセットガス等の最低限のキャンプ用の備品もあります。それにしても炭が150円って安い。私も買いましたが150円でそこそこ量があります。

 
 管理棟の中のトイレ。とても綺麗。というより普通のオートキャンプ場より水準が高いくらいの清潔さ(^^ゞ 管理棟が閉まってしまうと、このトイレも閉鎖と事前情報では聞いておりましたが、この連休は管理人の方が常駐されていて、トイレへの行き来は出来るようになっていました。

 このトイレ以外には仮設トイレがこちらに・・・。それと、芝生広場にトイレがあります・・。おそらく、休み前日とか、ある程度の幕営者がいる時は管理棟のトイレが使えるのではないかと思います・・・。この管理棟のトイレの利用出来るか否かの差は大きい・・(^_
^;)


 炊事場です。綺麗な建物です。ここは、2005年8月5日に瑞牆山植樹祭会場跡地に「みずがき山自然公園」として誕生し、その時に管理棟もオープン。なので施設も全体的に新しいのが嬉しいところです。



 お風呂やシャワー等はありません。という訳で、入浴は増富温泉になるかと思います。我が家は3日目に増富の湯を利用しました。いわゆる立ち寄り温泉で、広間で休憩したり食堂で食事も出来るのでゆっくり出来ます。キャンプ場から20分~30分くらいでしょうか。ちなみに増富温泉からキャンプ場間の道路沿いの渓谷はなかなか素晴らしい景観です。下の写真です。きっと紅葉も良いのではないかと想像されます。




 肝心の料金の説明をしておりませんでしたが、人数と大きさで大雑把な値段設定がされていて、基本一張り(2~4人)2000円と思ってもらえば良いかと思います。タープがある場合は別途かかるかもしれません。小さなテントに一人であれば1000円。とても低価格。でも、受付の方のかなりイージーな判断になるかと思います。アルバーゴ45ほどの大型2ルームがはたして2000円で良かったのか・・・(^_-)  しかし、3日で6000円とは安い!

 張る場所はもちろんフリーなので、早い者勝ち。基本、朝、9時から管理棟は開く様でありますが、好きな時間にきて好きな時間に撤収で大丈夫。受付前に張る事も十分可能であります。料金箱と申し込み用紙があり、それを利用する事も出来ます。


 というわけで、内容的にとても満足度が高いものですが、冒頭に述べた通り、いわゆるオートキャプ場ではない事は念頭において利用してください。ここは、瑞牆山での岩登り、ボルダリング、登山の為の「ベースキャンプ」であります。特に大きなクッションを背負って目的の岩へ出掛けて行くボルダリングの方々が大勢集っていました。全般的に山キャン的な雰囲気なのですが、そこにバイクツーリングの方やオートキャンプの人達も入り混じっている感じであります・・。目的の違う人達が色々集っておりますので、夜中や朝方に到着して設営する人もいます。整然としたある種のルールにのっとったオートキャンプ場的な雰囲気を期待する方はココを避けた方が良いかもしれません・・・。ただし、大連休という特異日だった事もありますので、平日などであれば、全く異なる静けさだとは思います・・・。












 我が家的には、今回、9月19日(土)の午前4時前に出発して途中、休憩をかなりいれながら午前9時前には到着しました。設営後、その日は芝生広場でフリスビーをしたりしてゆったり・・・。




瑞牆山の素晴らしい景色を堪能した一日でした。夕食は簡単にクリームシチューとパン。


 二日目は、瑞牆山登山。5歳児が登れるかどうかがポイントでしたが、なんとか無事完登。しかし、とても苦労しました(~_~) その様子は後日・・・。


 三日目。前日、風呂に行きそびれた為、ゆっくり朝食の後、まず増冨の湯へ。午前10時半くらいに行きましたが、午前中からけっこう人が多く来ておりました。お昼もここの食堂でいただきました。


夕飯の食料を調達しなければいけなかったので山を下ってスーパーへ。途中、三代校舎ふれあいの里に立ち寄ったりしてたらあっという間に午後3時。このキャンプ場、近くにスーパー、コンビニ等はないので、買い物は万全に済ませておいた方が良いです・・・(^_-) なるべく、山を降りない方が時間が有効的。増富温泉やみずがき湖あたりまでを観光範囲と決めて遊ぶのをオススメします・・・。


 4日目。10時過ぎに撤収して、特に寄り道をせずに帰路へ。中央道を避け、あえて下道を雁坂トンネル~秩父~飯能を経て帰りました。中央道も渋滞していたであろうかと思いますが、やはり下道もかなり時間がかかりました。途中、昼、夜の食事、そして何度かの休憩を経て、帰宅は午後8時過ぎでした。疲れた~(~O~)

 総評として、やはりロケーション最高のキャンプ場で設備的にも必要最低限ではあるけど清潔に利用出来て大満足。瑞牆山の登山ベースとしてはもちろん最適。山は登らずとも、ただ、この風景を一日眺めながらゆっくりキャンプを楽しむのも全然有りだと思います。オススメ出来るキャプ場です(^^)/




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