2017年08月22日
槍ヶ岳 2017.7.30(日)~8.3(木)
お久しぶりです(^o^;) 7月下旬から8月上旬にかけて家族で槍ヶ岳へ行ってきました!
ルートは新穂高温泉から双六小屋を経由し、西鎌尾根を歩いて槍ヶ岳を目指します。
通常、このコースならば2泊3日かせいぜい3泊4日という日程でありますが、我が家では5日かけてこのルートを歩きました。
小学2年生の子供と、体力に不安を感じるママを考慮し、たっぷり時間をかけて歩く事としました・・・。
7月30日(日)の早朝、いや正確には7月29日(土)の深夜に気合の出発。一路、新穂高温泉へ。登山そのものももちろん、運転も十二分に気を付けねばなりません。はやる心を抑えながら、眠くなったら直ぐに休憩、仮眠、を繰り返しながら午前4時頃には現地到着。
ちなみに、奥飛騨温泉観光協会のホームページに2017年8月7日現在の記事で以下のようなお知らせがあります。以下ホームページから抜粋・・・。
「新穂高温泉一般県道槍ヶ岳公園線は、道路上部に不安定な浮石があるため、7月28日(金)より夜間通行止めが継続していますが、規制時間が本日8月4日(金)より午後8時30分(これまで午後7時)より翌日午前5時までと変更になりました。」
という訳で、我が家も朝5時の道路開通までしばし待つ事となりました・・いつまで規制が続くかは分かりませんが、少なくともこの夏は規制下にありそうな感じなので、夜間、新穂高温泉に到着、出発する計画の方は注意が必要です・・・。
下の写真は新穂高温泉の無料駐車場。登山者は大抵ここに駐める事になりますが、現地でどこに駐車して良いのか分からずしばしウロウロしてしまいました。しっかり下調べしておかねばダメですね。「深山荘」を目印に向かうと良いです。トンネル(スノーシェイド)の途中に出入り口があるので少し見つけにくいです。でもって、あいにくの雨・・。ま、小雨ですが・・・。カッパきたりザックカバーをかけたり雨仕度にバタバタ・・。さらに財布の入ったポーチが一時紛失してさらにバタバタ・・・。無駄な時間が過ぎていきます・・・。
気を取り直して出発です。7時22分。
この道を歩くのは数十年振りとなります。実は同じルートでママと二人で歩いています。その時も天候は雨。鏡平を出発し、西鎌尾根を歩いたのが相当に体にダメージを与えたのか、妻は高山病になってしまい、槍ヶ岳山荘に宿泊しなが山頂を踏まずに下山しております。今回、そのリベンジの意味合いもあるのです。この過去のの経験を踏まえて、高度順化と極度の疲労を防ぐ為にゆっくりとした日程で登る計画としました。
わさび平小屋到着。9時20分。まだまだ序盤ですが、単調なだらだらとした林道登りに疲れて一休み・・・。
リンゴやオレンジ、トマト、キュウリなどが水で冷やされて販売されています(๑´ڡ`๑)
休憩後再出発。しだいに本格的な山道となり、ひたすら登ります。しかし、道はしっかり整備されていて登りやすいです。
チチブ沢到着。ここで昼休憩。カップ麺を食べました。11時03分。雨が降り止みましたがスッキリ晴れてくるという雰囲気はありません(´・ω・`)
チチブ沢から先は少し急登となり、尾根筋に出てしばらく歩き、ようやく鏡池へ到着。14時17分。霧の中に佇む池の風景もなかなか幻想的です。
普通であればこの先の双六小屋まで行くのが一日目の行程となるのだと思いますが、今日はここまで。天気もさえないので、小屋の談話室で生ビールで「おつかれさま~」。正確には食堂なのですが、食事の時間帯以外は談話室として使えます。
翌朝。
昨日より確実に天気が回復傾向でありますが、鏡池の向こうの槍ヶ岳がまだ見えまえん。天気予報では午前9時頃から晴れの予報。今日の日程は双六小屋までのたった2時間半程の行程なので、槍ヶ岳を仰ぎ見れるまで待つこととします。
雲の向こうにらうっすらと・・・。
おー、見えてきました(^o^) この風景が見られてこそのの鏡平!
雲の間から一瞬見えては隠れるという風情でしたが、槍ヶ岳が見えて満足。鏡平を出発しましょう! 時間は既に9時40分。山の出発としてはめっちゃ遅いですが余裕の日程なので大丈夫。贅沢な時間が過ごせました。
道中、様々な高山植物が目を楽しませてくれます。短い行程ですが鏡平から双六小屋まで、一段階標高が上がる感じで、そこそこの登りが続きます・・・。
ひとしきり登ったところにある雪田で昼食。「雪田花見平」という場所で、ベンチも設置されております。その名の通り、雪田の上部にはお花畑が広がっています。良い場所ですね・・・。
雪田で子供と真夏の雪合戦(^o^) 時間はたっぷりあるので、素通りしていく登山者を横目にこの場所をたっぷり堪能しました・・・。
大休憩後、再出発! 昨日とうってかわりの良い天気・・・。13時12分。
急登を行くと、程なくして雷鳥の親子が・・・。
人に慣れているのか、近付いてもすぐに逃げません。これからハイマツ帯などで何度か遭遇出来るのかなと思いましたが、今回の山行ではこの一度だけでした。良いものを見ることが出来ました。
最後の尾根を登りきり、双六小屋が見えて来ました。この双六へ向かっての広々としてなだらかな風景も素敵です(^^)
双六小屋到着。14時30分。今日も生ビールで乾杯\(^o^)/ 目の前にどっしりとした鷲羽岳・・・。最高ですね(^O^)v
今日は短い行程でしたが、朝、鏡池越しの槍ヶ岳を仰ぎ見て、途中、真夏の雪合戦、そして雷鳥との遭遇、美しい高山植物・・・等々、とてももりだくさんでありました・・・。
双六小屋もなかなか快適な山小屋。今回は我が家だけで個室を使わせてもらう事が出来ました。夕食の献立は天ぷら・・・。明日はいよいよ西鎌尾根を歩きます・・・。明日に備えて早めに就寝(-_-)zzz
翌朝。天気はうす曇り。しかし、視界は比較的ひらけていて、すぐに雨が降ってくるという感じでもありません。森林限界を超えた西鎌尾根を歩くには丁度よい気候とも言えます。まずは樅沢岳へ直登します。
槍ヶ岳へと続く広大な西鎌尾根。果たしてこれを全て歩けるものなのかと、少し不安になります。
その後、槍の穂先は終始雲の中で、天気が回復する気配は感じられません。時折、ポツポツと雨が・・・。そして、北鎌尾根や大キレット程ではないとはいえ、幾つかの痩せ尾根も超えて徐々に槍ヶ岳へと近付きますが、晴れていればすぐ目の前にあるであろう槍の穂先は最後まで仰ぎ見られませんでした。そうしているうちに、ママの体力がかなり限界に近付きつつあります。荷物を持ってあげ、一歩ずつゆっくり進みます。痩せ尾根を超え、槍ヶ岳本体の急登に取り付くとその歩調はさらに遅々として進みません。この先危険箇所はほぼないので元気な子供は先に行かせて小屋で先に休んでいてもらうことにしました。
ママの靴のソールが剥がれかけたトラブルもありましたが、なんとかかんとか小屋へ到着。
一足先に到着していた子供達は「喫茶槍」でココアを飲んでいました。私は、またもやお決まりの生ビールを堪能しましたが、ママは疲労もあり、軽い高山病の気配もあったので、飲むのはパス。しかし、大抵の小屋で生ビールが飲めるとは良い時代であります(^_^)
部屋に荷物を置きにいったりして過ごしていたら、天気が急激に回復していました。現在16時過ぎ。食事が17時からですが、私と娘なら山頂へ行けるかな? という事で急遽、槍の穂先へGO!
渋滞も無かったのでスイスイ登り10数分で山頂へ。登っている途中からガスがかかりはじめ、あまり眺望が得られませんでしたが、念願の槍ヶ岳登頂です(^o^;) 私自身にしてもおそらく中学生だった時以来? となります・・・。
慌てて登ったので、こういう時こそ慎重に下山。岩登りとはいえ、しっかり整備された登山道なので不安はありませんが、それでもなかなかの高度感(*_*)
夕食後の一時。素晴らしい夕景を見ることが出来ました(^^)
天気が回復しそうな予感(^o^)丿 明日は家族全員で槍の山頂を目指します・・・。
よく朝、見事な青空\(^o^)/ この山行で一番の良い天気です。いざ山頂へ!
それなりの渋滞は発生しておりましたが、順調に登りきる事が出来ました\(^o^)/ 2017年8月2日 6時40分。
最高の眺望、最高の天気! 八ヶ岳に南アルプス、遠く富士山も見渡せます。3180メートルの頂きを十分に堪能しました。
事前の天気予報では概ね曇りか雨。確かにその通りの天気でしたが、晴れて欲しいタイミングで見事に天気が回復。厳しい登りの時は曇りや小雨だったので、体力の消耗も抑える意味ではプラスとなりました。
家族全員で槍の山頂に到達出来た事は、昨年来、計画していた一つの目標が達成出来た満足感でいっぱいでした。親の自己満足ではありますが、子供達にとっても特別な体験であったかと思います。山頂を目指すだけが山旅ではないとは言え、やはり「槍」の山頂は特別です。でもその考え方でいくと、例えば小2の息子が「日本で5番目に高い槍ヶ岳へ登ったよ!」と、あまり山を知らない学校の先生に言ったとして、「すごい!がんばったね。そのうち富士山にも登れるよ!!」というリアクションへと導かれるジレンマに陥ってしまいます。結局、興味がない人にとっては、「富士山」という圧倒的な日本一の山、そしてそれ以外の山という認識なのです。しかし、圧倒的な「富士山」があるが故、登山者のメッカであるとはいえ北アルプスの山々は俗世間から切り離された山域であり続けられるともいえます。だって「槍ヶ岳」がもし標高日本一の山だったらと想像してみてください。独立峰の富士山と単純比較は出来ませんが、やはり日本一となれば、山を知らない人達が押し寄せる山となっていた事でしょう。富士山という日本人に根付いた圧倒的な「心の山」があればこそ、他の山々が静かに守られていると言えるのだと思います。山ヤにとっては特別な存在。でも一般的な認識は富士山の10分の一(いや100分の一?)。結局はこのバランスが良い事なのだと最近思う次第であります・・・。以上、少し横道に逸れましたが槍ヶ岳と富士山の考察でした・・・・。
さて、素晴らしい一時を過ごした後、昨日よりもさらに気をつけて下山です。山荘に戻り、支度をすませて再出発。8時25分。今日の目的地は最低でも槍沢ロッジ、もしくは横尾山荘。がんばって徳沢といった所です。ママの足にかなりの負担がかかっているので、重力にまかせて体力を使わずに歩けるとはいえ、無理はしない予定です・・・・。
今日は、本当に良い天気。途中、小休憩の度に振り返るとお花畑越しに威風堂々とした槍ヶ岳に見守られている感じがします。登りの西鎌尾根方面から見る景色とはまた違う風情があります。
槍ヶ岳を開山された播隆上人が念仏を唱えて過ごしたと言われる岩窟。ここでしばし休憩。
グリーンバンド(ハイマツ帯)下部の槍沢。雪渓が豊富に残っていました。念のため軽アイゼンを用意してきましたが、装着しなければ降れないほどの傾斜でもないので装着しませんでした。何度か尻もちをつきながら雪渓を滑り降りる様に降下しました。
下りきった所で昼食休憩。
そして沢沿いをババ平(槍沢キャンプ場)まで・・・。いい加減、ダラダラとした下りに飽きた頃にようやくババ平へ到着。ここから槍沢ロッジまでそう遠くないという感覚でいましたが、これが結構遠くて嫌になりました。登りでババ平でキャンプする場合は槍沢ロッジで受付をしていく訳ですが、この間の登りの長さが想像以上に大変だなと思いました・・・。でも、下山している時って、登山者とすれ違う度に「これからこの急登を登るの大変だな・・・」と度々思う事があります。しかし登っている方からすると、もちろん大変ではあるけど気分的には「意気揚々」というか、下山者が思うほどは大変ではない様に思えます。これから目的地へ向かう者と、目的を一つ達成して帰路を急ぐ者のモチベーションの違いでしょうね・・・・。それを考えると、一つの目的を達成して帰路へと向かうの寂しさを少し感じます。
槍沢ロッジ、14時30分到着。ひとまず休憩。で、ここでもう一つ先へ駒を進めるかどうかを少し悩みました。明日は上高地まで戻り、そこから新穂高温泉まで車を回収したうえで自宅る予定です。それを考えれば横尾まで行っておきたいところですが、ママの疲労を考慮してここでの宿泊を決意しました。また、予備日として一日多く休暇を取得していたので、旅の日程を延長し、明日、麓の温泉宿で一泊するのも良いかなという気持ちにもなっていた事もあります。槍沢ロッジでもお風呂に入れるし、明日温泉宿に宿泊するならここで良しとしましょう(^o^)丿
石鹸等は使えないとは言え、お風呂に入れるというのはホントに有難い事です。久々に汗を流してサッパリ。筋肉の疲れも少し緩んだよう様な気がします・・・。夕食後、程なくして就寝・・・・。皆、さすがに疲れがたまっているようです。
翌朝、持ってきた食料が余っていたので、あえて朝食無しで宿泊。小屋の前のベンチは夜露に濡れていましたが、沢の音を聞きながら気持ちのよ朝食でありました。7時30分出発。
横尾、9時30分到着。思ったよりは早く着きました。横尾山荘、あらためて見ると大きくて綺麗ですね・・・。槍沢ロッジも良かったけど横尾山荘も素敵です・・・。穂高、槍への分岐点なので、さすがに大勢の登山者で賑わっております・・・。少し休憩して再出発。
その後、ママの靴のソールが完全に剥がれ落ちてしまうというトラブルがありましたが、事前にこの事態にそなえて用意してきたゴム紐とガムテープで応急処置をとりました。ソールが剥がれるトラブルってありがちですね(^o^;) 驚いたのは、槍ヶ岳山荘や徳沢園ではシューズの販売をしていました。こういう事態で山小屋での登山靴を購入する人って意外と多いのかもしれません。つま先あたりが剥がれかかっていたら、寿命が近いサインなので、新しいシューズを購入しましょう・・・。
徳沢、11時03分到着。娘のペースが早いので、先に徳沢園のカフェででも休んでいました。安曇野産のハチミツ・トーストを食べており、すごく美味そうなので、他の家族もトーストを注文しました。徳沢園というと高菜チャーハンが有名ですが、安曇野産のハチミツたっぷりのトーストもオススメです。トーストの写真が無いですけど・・・。
嘉門次小屋に13時40分着。岩魚の塩焼き。一匹1000円! 高いですけどせっかくの機会なのでいただく事に・・・。4人で2匹だけどね(^o^;) しかし、確かに1000円出すだけの価値はあります。頭から尾まで全て美味しくいただけます・・・。最終日は、食っては歩きのちょっとしたグルメ旅となりました(^^)
若干遠回りになりますが、岳沢湿原を通る梓川右岸コースを歩行。登山帰りの人って左岸の方を行くので、すれ違う人は観光客ばかりで重装備の自分達がなんだか気恥ずかしい感があります。でも岳沢湿原、綺麗ですね・・・。
15時55分、上高地着。無事5日間の歩き通しました。しかし観光客で賑わう上高地。長い山歩きが終わってしまう寂しさも感じます。
ここから新穂高温泉に駐車してあるマイカーを回収に行かねばなりません。迷わずタクシーを選択。参考までに約1万700円かかりました。これには安房トンネルの有料道路の通行料金も含まれます。
無事、車を回収して17時40分、本日の宿へ到着。平湯温泉「匠の宿 深山桜庵」であります。嘉門次小屋で休憩中に楽天トラベルで急遽予約しましたが、なかなか良いお宿でした。夕食は飛騨牛の炭火焼きやすき焼きを含む豪華な食事。部屋も綺麗で広々としていてゆっくり休む事が出来ました。お値段もそこそこしますがめっちゃ高いという程ではありません。コスパがとても良く満足度も高いです。穂高、槍、笠ヶ岳等の下山後にゆっくりしたいという人にもオススメ出来ます(^^)
翌日、10時にチェックアウトして、どこにも寄らずに帰るだけでしたが、家についたのは午後4時過ぎでした。やはり、なかなか遠い道のりですね・・・。ゆっくり宿で一泊して良かった。最初にも言いましたが、一番怖いのは交通事故であります・・・。
長文になりましたが、長々読んでいただいた方、有難うございました。たいしてご参考にならなかったかと思いますが、なにぶん今回の山旅は、我が家の(というより自分の)念願がかなったという意味合いもあって、完全に私的な日記として記録させてもらいました。中二の娘が来年出掛ける可能性がほぼ無い事を考えれば、我が家の「生涯イベント」の中でもかなり大きな位置をしめるものだと思います。いつか子供達が大人になり、自分の家族を持つようになった時にでも、目にしてもらって何らかの感慨があったならそれで十分意味があったと言えるかと思います。
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2017年03月13日
赤岳登頂 2017年3月13日(月)
丁度山頂に着いた頃に天気も良くなり、まさに360度の大パノラマを堪能出来ました(^.^)
REIのピッケルが渋いでしょ(^_-) それにしても、私の持っているピッケルやアイゼン、ストック、シューズは全て20年以上前のものなので、周囲の登山者のかっこいい装備やウェアが羨ましい(^o^;)
南アルプスがくっきりと・・・。
その横には、雲海に浮かぶ富士山!スマフォでの撮影なのであまり鮮明ではありませんが・・・。
風は強くないものの、じっとしていると寒いので早々に退散しましたが、冬の八ヶ岳にしては風も無く、本当に良い天候にめぐまれました。
雪山の急登でピッケルとアイゼンを効かせ、息を切らせながら一心不乱に登る・・・。最近、忘れかけていたこの感覚を久々に堪能することが出来ました。
2017年03月12日
赤岳鉱泉より 2017年3月12日(日)
1月下旬に続き、また冬の八ヶ岳へやって来ました。今回は単独行です。前回は子連れの為、赤岳鉱泉と行者小屋までの冬山トレッキングでしたが、今回は赤岳山頂を目指します。
今、赤岳鉱泉でまったりと休息中。明日、山頂アタック予定であります。明日も天気が良さそうですが、気を引き締めて行きたいと思います。何せ20年ぶりくらいの冬の赤岳です。
僭越ながら 実は本日私の誕生日(^_-) ジャスト50歳であります(^.^) 明日は絶対に事故らないように安全第一で登頂して、家族の元へ帰ります(^^)v
2017年01月31日
赤岳鉱泉、行者小屋 2017.1.28(土)~29(日)
2017年1月28日(土)~29日(日)、赤岳山荘~北沢~赤岳鉱泉~行者小屋(宿泊)~南沢~赤岳山荘
とうい日程でスノートレッキングを楽しんできました(^^)
冬の赤岳鉱泉といえば上の写真の人口氷壁「アイスキャンディー」ですね・・・。赤岳鉱泉へは、多分20年ぶりくらいの再訪ですが、当時はもちろんこのアイスキャンディーなど有りませんでした。しかし、当時から冬の赤岳登山や氷爆のアイスクライミングのメッカとして賑わっていました。
久々の冬の八ヶ岳。気合の4時出発。一応、車は4WD。さらにこの日の為に金属製のチェーンも用意していたので、美濃戸口を通過し、赤岳山荘まで車で入れました。かなり早く到着していたのに、準備したりなんだりで美濃戸山荘前を通過したのが9時50分くらいでした(;´д`)
北沢から赤岳鉱泉を目指します。しばらく林道歩き・・。
よく踏まれていてとても歩きやすい雪道。赤岳鉱泉までならアイゼンの必要はないですが、装着した方がやはり歩きやすいです。20年前以上前に使っていたアイゼンが無傷で残っていたのでこれを利用。12本刃から軽アイゼンまで4つ保有していたので、我が家の人数分使うことが出来ました。
この土日、気温も暖かで快晴! 青空に映える雪化粧の木々の美しさ・・・。これを子供達に見せたかったという思いがありましたので、天気が良くて本当に良かった(^o^)
針葉樹の中を進む登山道。北八ヶ岳っぽい景色ですが、これもイイ感じですね・・・。
森を抜けると突如、アイスキャンディーが出現。途中、かなり休憩したりのゆっくりペースだったのでかなり時間がかかりましたが無事到着(^_^;) 13時10分。
丁度、焼肉の振る舞いをやっていて戴きましたm(_ _)m この土日、ここ数年の恒例イベント「アイスキャンディーフェスティバル」が開催されていたので、赤岳鉱泉近辺は大賑わいであります・・・。
小屋の中に入って、カレーを食べました。色々な種類があってかなり本格的で美味しい(^^) 子供達は牛丼。他にもパスタ等、メニューも豊富で、さすがに人気の赤岳鉱泉ですね。すっかりくつろいで動きたくない気分になってしまいました・・・。
アイスクライミング、今回は挑戦しませんでしたがちょっとやってみたくもあります(^_^;)
赤岳鉱泉の居心地があまりに良すぎて、行者小屋から宿泊変更出来ないかなぁと思って念のため受付で聞いてみましたが、超満員なのでダメとの事でありました(._.)
では、行者小屋へ向けて出発しますか! すでに15時半近くになっていました。急がねば・・。
本日の最高地点、中山乗越です\(^o^)/
行者小屋到着。16時23分。
ほんの少し、小屋近くの丘でそり遊び。
夕焼けに染まっていく山々も堪能出来ました・・・。
夕飯は18時半くらいから。メニューはなんとビーフシチュー。お肉も柔らかくて美味しい。本当に最近の山小屋の食事のレベルは高いですね・・・。一泊二食付きで9000円です。
今回、家族連れだったので個室をとりました。コタツがあります。個室料金は4000円。
20時半に客室は消灯となりました。共用施設はその後も灯りがついているようでしたが、朝も早かったのでそのまま就寝しました・・・。
星空もおそらく綺麗だったのだろうなぁと思いますが、見忘れてしまいました。少し残念・・。
いきなり翌朝・・・。テント泊の人もけっこういます。
帰りは南沢を下山。大抵一泊二日の日程で、赤岳や硫黄岳等などの登山をして下山。もしくは氷爆でのアイスクライミングというプランなのだと思いますが、小学1年の子供がいる我が家にはそれは無理なので、ゆっくり楽しみながら帰る事とします・・・。
途中、丁度よい傾斜を見つけてはソリ遊び・・。なかなか楽しそうでした(^^)
11時過ぎに無事下山。駐車していた赤岳山荘から美濃戸口へ移動。チェーンを外していると、八ヶ岳山荘の向かい側にあるオシャレなレストランが目に入り、お昼ご飯を食べました。ハンバーグとパスタ、それかたプリンを食べましたがどれもとても美味しい。後で、調べましたがYatsugatake J&aNというオーベルジュで宿泊も出来るようです。お風呂も温泉ではないいけど気持ちよさそうです・・。
昨年秋に涸沢、そしてこの冬に赤岳鉱泉と、家族で再訪出来た事は自己満足ながらも子供達にとっても良い体験が出来たのではないかと思います。今年の夏はいよいよ北アルプスのピークを目指したいと思います。一応漠然とした計画では槍ヶ岳かな(^O^)v
2017年01月07日
手白澤温泉2017年1月6日(金)~7日(土)
ここ、前から行きたかった宿だったのですが、全6室で人気もある宿なので、日曜、祝日前は予約がなかなかとれない事が多いのです・・・。
今回、子供が冬休み。私が偶然、平日休みだったので予約を取ることが出来ました。
奥鬼怒四湯は、徒歩で行く秘湯として有名です。なかでも、手白澤温泉と日光沢温泉は宿の送迎バス等がないのでタクシーで行く以外は基本的に徒歩となります。歩行速度にもよりますが、おおよそ二時間~三時間くらいの林道や登山道を歩きます。元々、山小屋で今もその名残りはあるものの、平成9年に建て替えられた以降は限りなく旅館やペンション等に近いかたちの快適な宿となっています。しかも料理も美味しいという事前情報を得ていましたので期待は膨らむばかりです。
奥鬼怒四湯へは、女夫渕温泉までバスか乗用車で入りそこから徒歩となります。ちなみに女夫渕温泉には女夫淵温泉ホテルという一軒宿がありましたが平成13年に廃業し、その後解体されています。八丁の湯と加仁湯に宿泊するのであれば、それぞれの宿からの送迎バスがこの女夫渕温泉あります。手白澤温泉へどうしても徒歩以外でという事になるとタクシーとなるのですが、女夫渕温泉からではなく奥鬼怒川温泉駅からの利用となるので注意が必要です。
我が家は女夫渕温泉までのマイカーで入りましたが、途中、日光付近の峠道に雪がほとんど有りませんでした。スノートレッキングを期待してきたので、雪不足?に少し心配でしたが、現地に到着したらいきなり雪景色に変わりました(^^)/
アイゼンが必要なところはほとんどありませんが、心配であれば持ってきた方が良いかもしれません。出発時間が遅くなりましたが、焦る旅ではありません・・・。
途中、氷柱も見受けられました(^^)
八丁の湯到着。ログハウス風の宿でなかなか良い雰囲気ですね・・・。
程なくして、加仁湯。こちらは昔ながらの温泉旅館風です。
このまま同じ沢筋をまっすぐ進めば日光沢温泉・・。手白澤温泉以外の宿は同じ沢筋に並んでいますが、手白澤温泉のみ別の沢筋にあります。なので、ここから丘をひとつ超えねばなりません・・・。私にとっては、この「秘湯中の秘湯」的なアプローチが期待感をさらに高めるのですが、家族はそろそろ歩くのを飽き始めております(-_-;)
最後のひと踏ん張り・・。
やっと宿が見えてきました。
看板犬の「岳くん」がお出迎え。長野の川上村が産地の川上犬だそうです・・・。
フロント。
廊下。良い雰囲気・・。
お部屋。畳の部屋で落ち着きます。少し山小屋の名残りを感じさせますが、歯ブラシや浴衣等の最低限のアメニティは確保されており、不便はありません。清掃等も行き届いています。
そして温泉。雪道を歩いた後の温泉は格別です。やはり歩けるなら歩いて来たほうがイイと思います(^O^)
内湯もイイ感じ。気持ち良いです。ここ、ちなみにシャワーはありません。温泉で体を流します。勿論、シャンプーやボディソープは有ります。
夕食。質素ではありますが、山の幸をふんだんに取り入れいており、どれも美味しい。山菜も美味しいし、珍しい鹿刺しも美味であります。食前酒がついてくるのも嬉しい(๑´ڡ`๑)
おおぶりな岩魚がふっくらと丁寧に焼かれています。
噂通り本当に美味しかった。ごちそうさまでした・・。
食堂の暖炉も絵になります。
朝食。ちなみにお弁当を用意してもらう事も出来ます。このへんも山小屋っぽいです。おにぎりと佃煮といった感じのシンプルなもの(まさに山小屋のお弁当ですね)。でも、おにぎりが大きくてノリは後付け。佃煮もまたシンプルながら美味しい。やはり基本に忠実なものが、しっかりと作られているというのが一番です!
出発前、「岳くん」とひとしきり遊びました(^O^)
二日とも天気にも恵まれ、良い山旅でした。手白澤温泉は、自らホームページ上で「旅館ともいえないですしホテルとはまた異なります・・」と述べられていますが、まさにその通り。やはり、徒歩でたどり着いたところにある秘湯の山小屋、しかしとても「上質な」宿と言えるのではないでしょうか・・。また、新緑や紅葉の季節にも再訪してみたい宿ですね・・・。
2016年11月20日
三条の湯 テント泊 2016年11月
大抵、雲取山とのセットで行くことが多い宿でありますが、現地到着がお昼過ぎという事もあり、小屋に行く事のみを目的としました。
直接行くための最短距離は、後山林道で向かうルートとなります。上の写真が、青梅街道と林道との分岐地点です。車で林道を行けるところまで行きます。と思ったら、2キロも進まないうちに車止めとなってしまいました。もっと先まで行けるものと思っていましたが予想外・・・。というか、三条の湯のホームページに記載されていましたね・・・。でも、三条の湯に関する過去記事を参照すると、もっと奥まで行けたようにも見受けられます。いずれにせよ、現在、ここから先はタクシー等の営業車を含め入ることは不可のようです。
落ち葉を踏みしめながら、晩秋の奥多摩を歩きます・・・。
かなり単調な林道歩きではありますが、丁度見頃を迎えた紅葉が疲れを癒やしてくれます(^o^)
林道の終点地点。ここまで来ればあと僅かなはずです。
林道終点地点から谷筋を歩くこと20分程。谷筋のカーブを曲がった先に宿が見えた時、少しホッとした気持ちになりました・・・。
私しかテント泊する者は居ないのかと思っていたら、先客が2組程幕営されていました・・・。
小屋から100メートル程下った河原にテント場があります。トイレやお風呂など、この100メートルの上り下りが少し辛いところではあります。
現在15時50分くらい。幕営は後にしてとりあえず小屋の受付へ・・・。
なかなか趣のある小屋であります(^^)。丁度、お風呂の時間が16時からで男女1時間の入れ替え制。16時からは男性の時間だったので、直ぐに温泉に入る事としました\(-o-)/
無論、石鹸等は使用出来ませんが、とても清潔感のあるお風呂場。山小屋で良質な温泉に入れる幸福感は代え難いものがあります・・(^^)
風呂から上がりテント場へ降りると、秋の早い夕暮れが・・・。急いでテントを設営。
そして、夕食。フリーズドライで手抜きでありますが意外と美味しい。寒いけどビールはかかせません。
でも寒いので早々にテント内に移動。ゆっくりと一杯やりながら読書をして過ごしました。ちなみに、携帯の電波は届きません。
翌朝。静かな朝です・・・。
前日よりも天気が良く、紅葉が映えます。
久々に家族と離れての単独行でしたがゆっくりとした時間を過ごす事が出来ました(^^)
2016年11月04日
涸沢2016年10月8日(土)~10日(月)
元々、山歩きは好きでもう20年近くに前になりますが、妻と一緒に北アルプスや八ヶ岳へは頻繁に出掛けていました。小屋泊もしましたが、テントを担いでの登山が好きで、涸沢のキャンプ場は当時から最人気スポットであったのは言わずもがなであります・・・。子供が出来て以降も、登山の機会を伺っていたのですが、長女が登山が出来るくらいの年齢の時に長男が誕生。長男の成長を待っていよいよ・・・という訳であります。しかも泊りがけ、しかもテント泊、しかも涸沢!! という事で期待と不安に満ちた出発です。前日、帰りが夜遅い勤務であるにもかかわらず、午前1時過ぎに自宅を気合の出発。午前5時には沢渡のバスターミナルへ到着。
2016/10/8 6:05
昔、こんな立派なバスターミナルは無かったと記憶しています。長らく上高地へも行ってなかったなぁという感慨が・・・。
ただ、この時、小雨がぱらついており少し意気消沈でありました。ただ、この3連休が天気が良くないというのは事前に予報されていた事でありました・・・・。定額タクシー(沢渡~上高地4700円)に乗車しました。
久々の河童橋。穂高の山々が霧に霞んでいます・・・。それも趣があってヨシ!
2016/10/8 7:09
上高地から明神までの道程、サルを見かけました(^O^)
明神で朝食。しかし、とろろうどんが1000円ってちょっと高い!
2016/10/8 9:06
明神池。雨は降っていませんが曇天です。でも、明神岳は仰ぎ見る事が出来ます。
徳沢の広場に到着。気持ちイイですね。何となく空が明るくなってきたかなと思ったら、この直後にまとまった雨が降り出しました(;_;)
2016/10/8 11:33
雨がひどい中を徳沢から明神へ。雨の中で必死に行軍していたので、この間の写真がありません。
いきなり、テントの中での食事の写真。チーズフォンデュであります。外は、断続的に雨が降っており、風も強い悪天候ではありましたがテント内はなかなか快適・・・。
という事で、早朝からの行動で皆疲れて、午後7時過ぎには就寝。
2016/10/8 16:10
山岳用ではないめっちゃかさ張る羽毛の寝袋を持ってきたかいもあり、暖かく就寝出来たのでありますが、早朝の4時頃に異変が・・・。
息子がトイレの為に目覚め「冷たい・・・。」との声。ライトを点けると雨漏りが・・・。これは、結露とかのレベルではない!
急いで子供達は小屋へ避難させ、テント内を撤収!
今回、化石の様なテント、ウォーラス・オービットを敢えて持ってきたのですが、耐水性能、さすがに限界を超えておりました・・・。
山をなめてはいけません・・・。
2016/10/9 5:32
とりあえずテントを撤収した後、朝食を作って食べました。
それにしても、これからどーしようか!? 天気が回復しないのであれば涸沢まで行っても意味ないかなぁ・・。
山降りて、温泉宿にでも泊まろうかなぁと考えていたら、雨が上がりそうな雰囲気。天気予報的にも回復傾向であったのでここで決断。
涸沢行きは決行! しかし、テントのみならず寝袋等もかなり濡らしてしまったので、テント泊はあきらめて小屋泊へ変更! 重たい荷物はここへデポしていく事にしました。
2016/10/9 6:21
荷物を入れ替えたり整理し直したりの作業に思いのほか手間取り、息子には「早く出発しようよ!」と急かされました。・・・あれ、意外とやる気十分(^_-)
2016/10/9 9:09
我々家族の足取りはかなり遅いのでありますが、それでも一歩一歩、確実に登っていきます・・。
紅葉はもう終わり? というか、今年の紅葉はいまひとつ?
葉の色付きはあまり見ることが出来ませんでしたが、こんな感じの赤い実は秋を感じさせてくれます。
かなり苦戦したものの午後2時過ぎに涸沢ヒュッテに到着。かなり寒いんですけど、やっぱり生びーるにおでん!
4、5年前の情報で、秋の連休の涸沢はメチャ混み・・。おでんを買うにも物凄い行列!?というような記事を目にしていたので、混雑状況が心配でありましたがそうでもありませんでした。小屋泊まりに急遽変更した為、小屋の混雑が特に気になりましたが、一つの布団に二人という事だったので、子供を含む4人家族の我々にとっては許容範囲内であります・・・。
2016/10/9 14:00
久しぶりに再開したこの景色。子供達はもちろん初めて・・・。
テント場の状況。予想した程の混み具合ではありません。当初の計画では、たぶん誰も張っていないであろう「オービット」をドーンと張って、異彩を放つという自己満足を夢見ていたので、その点は少し心残りがあります・・・。しかし、小1の息子共々、家族全員でここに来れた事で良しとしましょう・・・。
日が暮れた後、暖かな談話室に移り、暖かい飲み物とお菓子などをつまみつつ、トランプをして時間を過ごしました。
メチャ混みではないとはいえ、それなりの人口密度の涸沢ヒュッテでありますが、売店も談話室も、タイミング良く席取りが出来ました。これはラッキーでしたね・・・。就寝するまでここで過ごしたのでとても快適でありました。
2016/10/9 18:09
翌朝。素晴らしいモルゲンロートを見る事が出来ました。全般的に天気が悪い事は分かっていたので、この景色を見る事が出来た事で、歩いてきた苦労も報われました。
2016/10/10 5:54
朝食食べずに出発しようかと思っっていましたが、子供達がお腹が空いたというので、また売店でパンとホットミルクク、コーヒー等を購入。おかげで、涸沢の朝をゆったりと楽しめました。
2016/10/10 6:14
2016/10/10 6:39
下山開始。紅葉は今ひとつでしたが、所々で秋を感じさせる風景には出会えました。
初日とは大違いで、とても良い天気・・・。
本谷橋に到着。ちょっとここで大休止。パスタを茹でて食べました。ここで大休止すると、上高地到着が大分遅くなりそうな予想ではありましたが、まあいいか・・。いまさら急いでも帰宅は相当遅い時間になりそうです・・・(^_^;)
それにしても気持ち良い(^o^)
2016/10/10 8:54
2016/10/10 9:49
娘が、キノコを発見する度に撮影(^_^;)
2016/10/10 12:47
徳沢園。昔、こんなオシャレなカフェ風ではなかったような気がします。名物の高菜チャーハンとカレーライスを注文。
徳沢も何度か宿泊もキャンプもした事がある想い出深い場所であります。宿泊時の夕食は山小屋とはとても思えない美味しさで、当時、とても感動したのですが、今はどうなんでしょうか?・・・。
2016/10/10 13:10
それにしても、もともと山岳用でないテントや寝袋で荷物がデカかったのに、雨で濡れてさらに荷物が膨れ上がり、ザックの外側に無理やりくっつけた為にとんでもない事に・・・。
上高地到着。午後3時半。息子が一生懸命歩いてくれた為、これでも予想よりは少し早く到着しました。ご褒美に、河童橋の売店でカッパ君を購入(^o^)
2016/10/10 15:52
今回、計画を立てるにあたって、まず、涸沢のテント泊を念頭に置きました。たいてい、上高地から涸沢まで1日という工程でありますが、息子の体力を考えて2日目に涸沢というプランで正解でありました。涸沢でのテント泊は出来ませんでしたが、子供を連れて来ることが出来たという事で十分満足であります。「満足」って言っても、親の自己満足であって子供がどこまで楽しかったのかは分かりませんが・・・。
ただ自分の経験から思う事はあります。私自身の親も山歩きが好きで、家族で山へよく出掛けていたのです。それも、ハイキングレベルのみならず、北アルプスの主要ルートをかなり歩きました・・・というより「歩かされた・・」と行った方が良いのかな・・・。35年くらい前に、子供連れで北アルプスを歩いている姿はあまり見かけられなかったのではないかなと思います。私には弟が2人おり、末っ子は私と7歳の年齢差がありました。だから弟は小学校低学年くらいに北アを歩いていたのだと思います。弟達は親にくっついてどこでも行く年齢でしたが、私は中学生から高校生の頃が、その家族での山歩きのピークだったので、高校生の頃には、家族で出かける事に拒否反応を出し始めていた頃でありました。それでも、今となって思えば、大人になり山歩きを再開したり、アウトドアが好きになったのは確実に親の影響があった事は言うまでもありません。子供がどう感じるか、また、いつまで親の自己満足に付き合ってくれるかは分かりませんが、ほんの少しでも「何か」を感じてもらえれば良いかなと思う次第であります・・・。、
続きはこちら・・・(^^ゞ
2015年10月18日
瑞牆山登山 2015.9.20
一ヶ月たってしまいましたが、瑞牆山登山の記事です\(^o^)/ 9月20日(日)、シルバーウィークであります。
みずがき山自然公園にキャンプ。そこから出発して不動滝経由で山頂を目指します。瑞牆山へは過去に何度か登っていますが、このルートでは初めて。過去は(かなり昔の・・)富士見平経由であります。5歳の息子と登るのはもちろん初めて・・・。
下の写真の様な、林道をしばらく登り詰めます。この林道の終点までは、車で行くことも可能です。オフロードタイプの車の方が良いのは言うまでもありません・・
苔むした森と、沢筋を歩いて行く様な感じ・・・。なかなか良い雰囲気です・・・。
この日、シルバーウィークの登山日和ですが、富士見平経由に比べて比較的静かな山歩きが楽しめるような気がします(^^)/
初めからわかってはいましたが、5歳時の歩行速度は遅々として進みません。それでも頑張っております(~O~)
不動滝到着(^^)/ とりあえず「不動滝までは頑張ろう!」と5歳児を励ましながら来ました。
そう言えば、登山レポ的にはマップと時間が重要かと思いますが、細かいルートタイム等は省略させていただきます。ズミマセン(^_-) というのも、5歳時のスピードがあまりにも遅いので標準的な参考になりません。お恥ずかしながら、ざっくり標準タイムのざっくり2倍弱くらいかかりました・・・。でも、逆に言えば幼稚園児でも保護者のしっかりとしたサポートがあれば登れます(ウチのチビは運動神経が良い方ではないと思います)・・・。もちろん、自己責任でお願いしますね(^_^;)
シルバーウィークの直前まで、大雨だったので、滝の水量も豊富で見応えがありました(^^)/
5歳児の集中力が途切れがちなので、様々なキノコをを発見しては点数を付けるという意味不明なゲーム(・・?を楽しみながら進みました。幼児との登山は体力的な問題もありますが、精神的な問題の方がより大きいかも・・・。
相当な時間を費やしましたが、富士見平からのコースと合流してやっと最後の鎖場であります・・・。
そしてやっと山頂 \(-o-)/
不動滝の後は、「頂上でカップラーメンを食べる!」を励ましの言葉に頑張りました(^_^;)
なので、このカップラーメンの味は格別だったようであります(^_^)v
山頂からの景色は言うまでもありません。格別ですね(^^)/
下山は富士見平経由です。不動滝コースとガラッと様相が異なります。大きな岩がゴロゴロした急登という感じですね・・・。
ヤスリ岩です・・・。
下山の写真がほとんどありません(-_-;) 時間が押していて、カメラを仕舞い必死に歩いていたもので・・・。
一つポイントなのは、このルートで下山してみずかき山自然公園に帰る時、多少、分岐点などが分かり難いという事です。時間に余裕があればさしたる問題はありませんが、念のため、富士見平小屋でコースの確認をした方が良いと思います。富士見平小屋から10数分くらい下山したら右側に林道があり、その林道に入ります。その林道をしばらく歩くと大きな、ヘアピンカーブのところに標識があり、そこからまた登山道を歩きます・・・。大雑把すぎてで分かりませんね(-_-;) ですので、初めての人は富士見平小屋で必ずコース確認してください。ちなみに林道以降の道はとても歩きやすいです・・。
予定では、もっと早く下山しているはずで、下山後に増富の湯にでも行こうと思っていましたが、キャンプ場へ到着した時にはすっかり暗くなっておりました(^_^;) しかし、無事下山出来て良かった(^^)/
2015年09月18日
伊豆ヶ岳 2015.9.12(土)
正丸駅を9時20分に出発。本当は最短ルートを直登したかったのですが、道を間違えて正丸峠経由のルートになってしまいました。正丸峠への道は、先週の豪雨の影響からか道が沢のようになっていて少し難儀しました・・・。さすがにチビの足もペースダウンして平均的なコースタイムを大幅にオーバーしてしまいましたが、何とか頑張って歩き続けます。ようやく鎖場の入り口に到着。岩をよじ登る鎖場への道は「男坂」と言われていて、これを回避する「女坂」という道もあります。「男坂」は落石等の危険の為に「女坂」の方をオススメする看板がありますが、こここは迷わず鎖場へ! 苦労しながらも、子供も登り切れない岩場ではありません。登り切ると、子供もそれなりの達成感があるかと思います。
伊豆ヶ岳山頂、12時40分。途中、正丸峠で大休止したりしましたが、かなり時間がかかりました。でも無事登頂(^O^)
下山は、最短ルートを使いましたが、さすがにチビはくたくたのご様子。でも、自分の足で最後まで歩き通しました! 秩父まで出て、遅い昼ゴハン。名物のわらじカツ丼などを食べました。
実は、明日からのシルバーウィークに奥秩父の瑞牆山(みずがきやま)へ行く予定。その練習なのでありました(^_^;) みずがき山自然公園キャンプ場に3泊。ここをベースキャンプ(笑)に登頂予定です。楽しみ(^O^)
2011年10月07日
立山 雷鳥荘 2011年10月2日(日)~3日(月)
当日、朝5時に自宅を出発。道路は空いていて、途中、双葉SAで1時間弱の朝食休憩をいれたものの、9時頃には豊科ICを降りることが出来ました。午前中にアルペンルートに乗ると混雑するかなという予想から時間調整の意味も含めて、安曇野の「大王わさび農場」へ立ち寄りました。
朝ドラの「おひさま」のロケ地にもなった事から、朝からかなりの人出でした。この時間帯がが、この日一番天気が良かったですね。残念ながら、この後、山を登る程下り坂・・・(^^ゞ
その後若干中だるみでアルペンルートの出発点の扇沢へは12時過ぎ位に着。幸い、ほぼ待ち時間なく乗り物を乗り継ぐ事が出来ました。
黒部ダム、風が強くて寒い((((;゚Д゚)))) 帰りも通るので早々に通過しました・・・。
ケーブルカー、ロープウェイと乗り継ぎます。待ち時間もあまりなく順調でした。
でも、待ち時間は少なからずあるわけで、売店でついつい買い物をしてしまいますね(^^ゞ
室堂到着午後3時頃。あいにく霧雨が降っていて視界がまったくありません(-_-;)
宿まで一時間もかかりませんが完全装備で出発!
ゆっくり歩いて50分程で雷鳥荘へ到着
息子もベビーキャリアに完全防備で運んできました。チョコっと覗いてる顔がカワイイでしょ(^.^)
雷鳥荘の館内の写真、あんまり撮っていなかったのですが、これは暖炉を中心に居心地のとてもよい談話室。
そして、その談話室の隣に喫茶室がありコーヒーはもちろん生ビール等も飲めます。天気が良ければここから見る山々の景色は最高だと思います。
部屋の写真もほとんど撮っていなかったので、子供が寝ているこんな写真ですが・・・。個室と相部屋があります。個室はこんな感じの畳の普通の部屋。しかし床暖房になっていてそれが心地よいです(^.^)
洗面所、トイレは共同ですがとても清潔です。トイレは山小屋でありながらウォシュレット! これは嬉しいですね。お風呂は撮影しませんでしたが、地獄谷温泉から引いている源泉かけ流し(^^) これはいうことありません。シャンプー、ボディソープ等は付いています。また、バスタオルはありませんが、タオルや歯磨き等は付いていますので、普通の旅館と同等の設備がととのっています。
夕食は特別凝ったご馳走という訳ではありませんが普通に美味しいです。山小屋らしくけっこうガッツリ系でお腹いっぱいになります。朝食は簡単なバイキング形式です。
翌朝、徐々に霧が晴れて視界が開けてきました。この建物が雷鳥荘です。この立地なので眺望が悪いはずがありません(^^)
ミクリガ池。
こちらはミクリガ池温泉。こちらの喫茶室で一服しました。こちらもとても綺麗な小屋ですね・・。室堂周辺の山小屋は基本的に設備が整っています。水、電気、物資の輸送に恵まれているからこそですね(^.^)
午前11時過ぎ頃、室堂に到着。平日でありながらかなりの人出。室堂駅の人の多さだけは閉口します。中国などの海外からのツアー客や修学旅行客などなど、標高2400メートルの地にこれだけ人が集まるのは日本でも富士山と立山だけでしょうね。ちなみにノースフェイスが店を出しています。
帰りは比較的穏やかな天気に恵まれました。ロープウエイとケーブルカーの乗り継ぎ駅の黒部平周辺が紅葉が見頃でした(^^)
黒部湖も今日は穏やかです。
扇沢到着午後2時。遅い昼食。「黒部ダムカツカレー」を食べました。意外と美味しくてオススメです(^^♪
帰路は関越道で帰りました。カーナビ任せにしていたら長野道の麻積インターに向かう道を案内されましたが、途中、差切峡を通る道が通行止でした。素直に豊科インターに向かった方が早かったですね(=_=)
自宅到着午後8時でした・・・。
今回、一泊二日という強行軍でしたが、まずまず良い旅が出来ました(^^) ホントはあと一泊出来れば、もっとゆっくり見聞出来たかと思いますが・・。
立山は風光明媚なのは疑う余地もありませんが、アルペンルートの混雑だけは避け難く、今回も運動会の振替休日を利用して少しでも混雑を避ける日程を組みました。平日でもあれだけの人だったので、シーズンの連休は出来れば避けたいですが、なかなな難しいですね。それでも、室堂から30分も歩けば一般観光客の人数はぐっと減るので、静かな山歩きが楽しめます。過去には、雷鳥沢でキャンプしたり、剣沢でキャンプして剣岳に登った事もありますが、何度来てもイイ所ですね(^^♪
2011年10月03日
2011年10月03日
立山・室堂より
しかしながら、こんな高山にありながら宿は快適です。山小屋とは思えません。電気、水が惜しげも無く使えて、温泉も最高! 部屋も床暖房でぽっかぽか! 後は最高の眺望があればなぁ・・。こればっかりは運次第(^_^;) 明日の回復に期待しておやすみなさい(( _ _ ))..zzzZZ
2011年08月01日
木曽駒ヶ岳登山
前日、松本城や光前寺観光をした後、駒ヶ根高原の宿に泊まりました。
登山当日、あいにく天気はお昼頃から下り坂の予報。ロープウエイの混雑も考えれば「朝一出発しかないな」と思い、ホテル前6時11分のバスに乗り込みました。ホテルの朝食が食べられなかったのは残念ですが、「登山」が第一の目的なので致し方ありません。
幸い、ロープウエイの待ち時間はほとんどありませんでした。千畳敷カールで朝食をとり、身支度をして8時過ぎにいざ出発! このとおり、長男はベビーキャリアに収まっております(^^)
千畳敷カールは、コバイケイソウ、シナノキンパイ等、今が見頃ですね。
乗越浄土までの急坂を一生懸命登ります。急登ですが整備された登山道でとても歩きやすいです。
この時点では雲は出ているものの視界も開けており、雲海の向こうに南アルプスの山並みが望めます。
とても爽快です(^^)
乗越浄土到着!
宝剣岳です。
乗越浄土と木曽駒の途中にある小ピーク、中岳でポーズ(^^)
一息ついた後、再出発。途中、色が濃い見事なコマクサが咲いておりました!
しかし、このあたりからかなりガスってきましたね。唯一動いていない息子は寒いであろうと思い、大人用に持ってきたダウンジャケットをぐるぐる巻にして、風があたらないようにザックカバーも装着しました。
中岳から一度下るあたりで、娘もちょっと疲れてきましたが、無事11時過ぎに木曽駒ヶ岳登頂!
今回、叔母も同行しておりまして、一緒に記念撮影。残念ながらこの時点では視界はほとんどありませんでした。
やはり、徐々に天気は下り坂で、下山時には少し雨が降り出しました。しかも千畳敷に戻って来ると、一般観光客やツアー客で溢れておりました。平日ですが、やはり早く出て正解でした。
なんといっても1歳7ヵ月の息子を背負って登山でしたので、不安もありましたが無事ケガもなく元気に下山出来ました。はたから見れば「子供背負って登る事に意味あんのか!」と、冷静に考えれば自分もそう思いますが、お姉ちゃんの方も背負って登っているし「我が家の通過儀礼」と考えて勝手に納得する事としましょう(^_-)-☆
2011年07月25日
駒ヶ根高原、旅行&登山
今日は時間があったので「何処へ寄道しようかな?」と思案し、なんとなく松本城へ行きました。
城の中は風がイイ感じに吹き抜けて心地良かったです^_^;
その後、駒ヶ根高原に到着後、「霊犬早太郎伝説」の光前寺へ。
巨木と苔むした景色に風情があり、暑い夏の「一服の清涼剤」といった感じで良い時間を過ごせました。
明日は始発のバスで出かけます。ホテルの朝食を食べられないのが少しイタイですが・・・(^_-)-☆
2011年07月24日
木曽駒登山
登るのは明後日で、ロープウェイを使った日帰りお手軽登山であります。でも久しぶりの山登りなので、登山道具を点検。かなり経年劣化しているものもあります。中型のザックを引っ張り出してみたら、かなり劣化していてダメですな。こちらの相当古いレキのポールは大丈夫そう(^_-)
私はこのチャイルドキャリア(サレワ「コアラ」)を背負います。これは比較的新しいので問題なし。
そして奥さんは、中型ザックが全滅だったので、この有り合わせのリュック。「新宿シティハーフマラソン」て、マラソン大会の参加賞ですが、一応新品だしモノもしっかりしているので...。頻繁に山登りにでも行くようになったらちゃんとしたの買います(( _ _ ))..zzzZZ