2015年04月04日
沖縄旅行 ムーンビーチホテル 2015.3.25~30
春休みに沖縄へ行ってきました(^^)
ここ数年の間に、沖縄へ何度か行っておりますが、観光はほとんどせずにリゾートホテルでゆっくり遊ぶというパターンであります。それだけに、ホテル選びは一番重要な要素。今回、ムーンビーチホテルを選んだ理由は、一昨年夏のモントレ沖縄宿泊の際、海上からムーンビーチホテルの全景を見て「ロケーション最高だなぁ!」と強く感じた事にあります。こじんまりとした入江にこじんまりとしたムーンビーチ。その背後に自然に調和した低階層のホテル。以前からその存在は気にかけていたのですが、老舗のホテルだけに「古い・・」という固定観念がありました。だから一昨年時は、間違いなくピカピカに綺麗なオープンしたばかりのモントレ沖縄を選んだ訳で、それはそれで良かったのです。ただ、今回の宿泊後に言える事は「断然、ムーンビーチ派」になってしまったという事です。遠くから見ても「巨大な壁」のようにそびえるモントレ。聞くところによると、その建設に際して「景観を損ねる・・」等々の理由により、地元の反対もあったとか・・・。しかし、ムーンビーチホテル内に足を踏み入れると、幸いにも「その巨大な壁」の圧迫感はそれほど感じず、「ハワイをイメージ」したとされるムーンビーチホテル特有の「南国の異国情緒」で統一された雰囲気になんとも癒されます。
このホテルの主だったイメージが上の写真。ポトスのと南国の植物が豊富な吹き抜けの空間ですが、フロントがある場所はここではありません。ここはBF(ビーチフロア)という最下層の部分で両翼を広げた建物の、海側から見た左側の部分です。右側の部分も同様に吹き抜けとなっていてプールがあります。「吹き抜け」と言いましたが、正確にいうと「中庭」です。雨が降った時に床が濡れているので、初めて気付きましたが、この部分屋根がないんですね・・・。雨ざらしで何十年も経ているわりには、とても綺麗に保たれれていると思います。この「中庭」を囲むように客室が配されています。そんなに複雑な構造の建物ではありませんが、最初、どちらの「翼」側の建物に居るのかちょっと迷ったりします(^^ゞ
フロントはこのエリアから一階層上のプールがある方の「翼」側。
肝心のフロント付近の写真を忘れていました。スミマセン(^^ゞ。各施設の中心部にあります。
再びポトスの中庭。
このビーチフロアにはアクティビティの受付や土産物屋、大浴場などが面しています。土産物屋の「マハロ」には、ちょっとしたスナック類やカップ麺、ドリンク、アルコール等も販売しています。ただし、ここから外に出て2~3分歩けば国道に面したコンビニがあるので、食料をがっつり買い込みたい場合はコンビニへ行ったほうが良いでしょう。お土産等を販売しているショップも国道沿いにあります。この国道をブラブラ歩くのもオススメです。
今回、スタンダードのツインルーム(街側)に一泊。レジデンシャルクラブのでデラックスツイン(海側)に二泊という変則的な宿泊。でもそのおかげで、リーズナブルなパターンとちょっと贅沢パターンの両方を体験・比較出来ました。レジデンシャルクラブルームの宿泊者は、このラウンジでチェックイン・チェックアウトを行えます。いつでもこのラウンジを利用出来て、それぞれの時間に合わせて、ソフトドリンク、スイーツ、アルコール、おつまみ等の提供があり、ちょっと贅沢な気分を味わえます。
レジデンシャルクラブの特典で、他には大浴場(通常有料)が無料、朝食をルームサービスに変更可、各種アクティビティの割引、3泊以上で下着等のクリーニングサービス等があります。
レジデンシャルクラブの部屋2012年に4月に全面改装オープンしているので、最新のホテルと比較しても引けをとらない新しさ、快適さを備えております。「ムーンビーチホテル」と聞いて、「やっぱり古臭いのはちょっと・・・」という印象の方は、レジデンシャルクラブの宿泊がオススメです。お部屋の様子はこちら・・・。
ベッドは子供が飛び跳ねた後の写真なので念のため(^^ゞ 新しい、古いの判断で目立つ部分といえば水回り。ここが古く、しかも汚れていたりすると、せっかくの非日常気分が台無しになります。レジデンシャルクラブの部屋なら、この部分も全面改装されているので満足出来る水準を満たしています。洗い場付きの広めのバスルームなのでとても使いやすいです。トイレはもちろんウォシュレットで、バスルームとは別になっています。
他のホテルの同等の部屋と比較して、細かくみれば優劣は色々あるかと思います。ただ、非日常空間でのちょっとした「贅沢」を味わう気分はやはり良いものです。費用対効果を考えると、ムーンビーチホテルのレジデンシャルクラブルームはオススメ出来るかと思います・・・。
なんといっても、他のホテルと比べて優るとも劣らないのは、この景観! 部屋が高階層ではないのが欠点と思いきや、そんな事は全然ない。青い海、さらさらの白い砂、椰子の木などなど、南国情緒が間近に感じられます。こんなに海が近いのは今まで宿泊したホテルの中でも一番。これは現地に行かいないと分かりませんが、ただ景観が良いというだけでなく「空気感」がダイレクトに感じられます。
キャンプが好きだからというのもありますが、このテラスの椅子に座ると、キャンピングチェアに座ってまったりしているのと同様に、日常の喧騒から開放された気分が味わえます。
下から部屋を見上げた感じ。
下の写真は、レジデンシャルクラブ前のテラスで、アフタヌーンティー。スイーツ等はもちろん無料です。お部屋より、さらに目線に近い位置にビーチなので、これ以上の贅沢な空間は無いと思います。レジデンシャルクラブルームご利用の際は、積極的に使った方がお得です。
また、一般のお部屋を利用されている場合も、共用施設のテーブルやベンチで、近くのコンビニで買ってきたものを食べるだけでも、とても良い時間が過ごせるかと思います。なんといっても、この環境は代え難い。最高だと思います(^^♪ ところがこのホテル、そこそこのレベルで比較的リーズナブルに宿泊出来るという認識からか、沖縄観光の拠点として利用する人が多いようです。なので、日中は各観光地へ皆出掛けてしまって人が少ない。人口密度が夕方から朝の時間帯と比較すると圧倒的に少ないのです。それは他のリゾートホテルでも同様な状況であるとは思いますが、例えば、すぐ近くのルネッサンスホテルなんかだと、日中ももっと賑やかだと思います(アクティビティが充実しているのもその一因ではあると思いますが・・)。お隣のモントレも、ビーチやプールの人口密度は高いと思います(ホテルの規模自体が大きいですしね・・)。初めから観光地へ出かける目的ではない我が家にとって、それは好都合(^^ゞ 本当に、ゆったりと贅沢な時間が過ごせました(^^♪
春休みでビーチで長時間遊ぶという人が少なかったから、日中の人口密度低めという事もあるかな・・? でも我が家は、しっかり海でも泳ぎましたし、砂に埋もれたりと、ほとんど夏のビーチ気分であります(^^ゞ よく、春休みの沖縄で泳げるのか? という質問を見かけますが、「泳げます!」。ただし、周りに泳いでいる人はほとんどおりませんが・・・。海水は冷たいですが一度浸かれればまあ慣れます(^o^) どこのホテルでも、ビーチが目の前の所であれば、温水シャワー付きの更衣施設等があると思うので、すぐに砂を落として温まることが出来れば、春でも十分泳げます! ただし、それでも我が家以外に思いっきり海水浴をしていた人はあまり見かけませんでしたが(*^^)v
アクティビティは当然ビーチでの遊びが主体となりますが、ここの一番の売りはナップ島(ヨウ島)という無人島で色々と遊べるという事です。ここに宿泊したなら是非、半日ほどの時間を最低確保して、ナップ島のアクティビティを楽しむことをオススメいたします。我が家では、「シュノーケリング&エコツアー」をおこないました。これももちろんレジデンシャルクラブの割引が適応されるので、リーズナブルになります。2時間半程のプログラムですがとても満足できる内容でした。シュノーケリングは、一昨年にオクマでも行った事がありますが、比較するとムーンビーチさんの方がとても丁寧だったと思います。ウエットスーツの着用の仕方から始まり、シュノーケルやマスク、フィンの使い方も初心者に分かりやすく丁寧な説明でした。ナップ島のビーチで実際に体験しながら教えてもらえるので、安心感もあり自然に楽しめるようになります。我が家の5歳児も楽しめました(苦戦しましたが・・・)。写真が撮れなかったのが残念ですが、色とりどり熱帯魚はそれはもう素晴らしいものでした。途中、魚に餌をあげることも出来たりします(^^♪
ナップ島へ向かうボートが停泊する桟橋への道と桟橋。この場所も良い雰囲気・・・。
桟橋に、つい先程捕獲したというハリセンボンがいました。プヨプヨしてて、かわいい(^^)
私の勝手なイメージでは、桟橋から出発してそのまま東シナ海へ向かって沖へ沖へと行くのかと思っておりました。が、実際は、沖縄本島にそってどんどん北上したところにナップ島はあります。右手にモントレ、サンマリーナ、リザンシーパークなどのホテルを眺めながら北上。グーグルマップで確認していただけたらと思いますが、「恩納村立恩納中」の表記があるところの少し沖合にある小島であります(かえって分かりづらいか・・。スミマセン)。
ここがナップ島です。この入江でシュノーケリングを行います。
シュノーケリングを行っている写真が無いのが残念です。今度行くときは水中カメラを用意していきたいです。海の中の景色は本当に素晴らしいものでありました(^^ゞ
ホテルに戻りまして、半室内のプール。海からみて右側、フロントがある棟の吹き抜け(中庭)部分にあります。温水プールではありますが、半室内という感じですからプールからあがるとちょっと寒い(~o~)
続いてレストラン等の紹介です。朝食は主にこちらのコラーロでのビュッフェ形式。他のレストランも朝食会場として使うこともあるようですが、こちらが海の景色も良くて一番良いのではないかと思います。
夕食は、一日だけ館内の「ゆらぎ月」という琉球料理店を利用しました。琉球料理に和食の要素も取り入れていて、とても美味しかったです。特に「もずくの天ぷら」がとても美味しかった(^^♪
館内のレストラン数はあまり多くありません。が、利用したところはどこも美味しかったです。ただ、ホテルを出ればすぐ近くに琉球料理店やステーキ屋や島唄の演奏を楽しめる居酒屋など、よりどりみどりの飲食店があるので、それらの店で食事をするのも楽しいと思います。我が家も館外の琉球料理店へ行きました。この魚料理がとても美味しかったです(^^♪
その他のホテルの施設として、大浴場があります。宿泊者は大人700円、小人350円で滞在中は何度でも入れます。レジデンシャルクラブの宿泊者は特典で無料です。やはり、大きい湯船やサウナでリラックス出来るのは良いですね。ただ、時間帯によっては、かなり混みあう可能性もあるみたいで、夜、少し遅目の時間に一人で行ってみたらツアー客なのかちょっとした順番待ちでした。同じ日の夕方にチビと行った時はガラガラでしたので、偶然その時だけ混んでいたのかもしれませんが、あんまり混んでいたら、時間をずらして入った方が良いかも・・・。 湯船の写真はありませんのでホテルのホームページを参照してください。下の写真は大浴場内の洗面付近。
今回、一泊目は午後3時過ぎに羽田出発。夜、沖縄に到着でした、なので、初日は到着したら寝るだけなので、一番安い部屋でいいやという事で、あえてグリーンビュー(海とは反対側)のスタンダードツインに宿泊。部屋の様子はこんな感じ・・・。
レジデンシャルクラブの部屋と比べれば、狭いですしグレードは当然下がりますが、思ってたより悪くはなかったですね(^^ゞ もっと古臭いイメージを思っていましたが、白を基調にして綺麗ですよ(^^)
窓から見える風景。グリーンビューというより、駐車場ビュー(^^ゞ 向こうに巨大なモントレが見えます。スタンダードでも海側の方がやはり良いのは言うまでもありません。しかし、前述したように、海が見える共用施設をなるべく利用して楽しむというのも有りだし、観光拠点として利便性も考えてここを選ぶのであれば、コストパフォーマンス的にも十分満足出来るかと思います。
という事でひと通り紹介してきましたが、いかがですか? 私はすっかりムーンビーチホテル・ファンになってしまっているので、どうしてもひいき目の紹介にはなっていますが、とにかく「場所」が良い!というのが結論です。色々紹介しながらなんだその結論は!?という感じですが、ムーンビーチという沖縄本島でも屈指のさらさらに白い砂浜というこの「場所」に位置すること。これは何にも代え難い。そしてその「場所」に上手に調和した建物を維持しているという事。で、なおかつ利便性にもすぐれた「場所」だという事。上の写真のモントレを見て下さい。この周囲は沖縄本島西海岸のリゾート地ではありますが、恩納村の町並みの中にドーンとそびえ立って異彩を放っています。モントレも一昨年泊ってその良さも分かっていますが、ムーンビーチのこの「場所」を意識したたたずまい。ちょっとレトロな南国情緒を感じさせる親しみやすさに感服している次第であります(*^^)v 最後に、そんなムーンビーチホテルの風情を感じていただけるような写真を数枚掲載して締めとさせていただきます。沖縄・ホテル選びの参考になれば幸いです。ご拝読ありがとうございましたm(__)m