2017年10月11日
自作囲炉裏テーブル(ユニフレーム・ファイヤーグリル2台用) & ビッグランドでキャンプ
囲炉裏テーブルの自作については、既にナチュログ・ブロガーさんにより色々なものがご紹介されていますが、2台分のグリル用のものは、あまり見かけないと思います。今回、久々に焚き火中心のファミキャンに行く為に自作してみました。とはいえ、大きさを拡大すれば2台分になるわけで、全然大したものではありません(^_^;)
ちなみに、市販品ではどうかなと物色してみたら、同じユニフレームさんから出ていましたね、こんなのが・・・・。
ユニフレーム(UNIFLAME) UF IRORI EXT 683170 囲炉裏 焚き火 テーブル
フレキシブルに1台、2台、もしくはファイヤーグリル・ラージを置くことが出来るようですが、現在、廃盤の様ですね(-_-;)
やはり、2台使うというのは稀なケースで中途半端な商品だったのかな? だけど私の場合、2台のファイヤーグリルにとても利便性を感じている訳で、市販品が無いのならこれは自作しかありません!
長さ90cmの板(幅はそれぞれ25cmと10cm)を組み合わせ、それに脚を付けてあっという間に完成!
が、そこは素人のいい加減さで、作ってみたらちょっと小さい(・・;) ファイヤーグリル本体の寸法ではオーケーだったはずなのですがスタンド部分が板に当たってしまいます・・・。応急処置として、下の写真のようにスタンドが当たる部分をカットしました(笑) カットした部分の強度が心配なので、下に補強材を入れました。素人仕事のなせる技ですな・・・(^_^;)
板と板は、蝶ナットで簡単に取り外し出来ます。脚は使わなくなった座卓のものを使っています。これももちろん取り外し可です。
分解するとこんな感じ・・・。ちなみに板は、焼桐の集成材を使っています。理由は安くて丁度いい具合の寸法にカットされたものが売っていたからであり、強度や火への耐久性を考えたら桐など使わない方が良いでしょう(^^ゞ 火に近い部分にはアルミテープを一応貼り付けておりますが、気持ち程度しか効果はないかも・・・。板に対して脚がゴツいのも素人仕事ですな・・・。たいした出来栄えではありませんが、要はDIYという程でもなく簡単に作成出来ますよという訳であります。
ちなみに私の場合、2台のファイヤーグリルを重ねて下の写真の用に収納しています。袋はファイヤーグリルを買った時に付属で付いていたものです。
この場合、2台分スタンドが入り切らないので別に片付けなければなりませんが、スタンドは炭バサミ等の長物と一緒に収納します。ファイヤーグリルを使う際に炭バサミ等も必ず持っていきますので忘れることはありません。ちなみに、下の写真に写っている白いビニール袋にスタンドや炭バサミを収納しています。余談ですが、このビニール袋、私がよく行くアウトドアワールド東大和店さんで大きな商品等を購入した時に入れてもらえる袋。これが大きくてとても分厚く頑丈なのです(^^) キャンプ等での袋を使う事をお店側で考えているのだとしたら、見えない心配りが嬉しいですね(^^)
この、NEWグッズを試すべく(笑)、先週の3連休に久々のオートキャンプに行ってきました。場所は山梨・白州のビッグランドさん。ビッグランドさんについての詳細は私の過去記事をご参照下さい。
下の写真みたいに、一つはダッジオーブン、一つは網焼きという感じで使うケースが自分的にはとても多いので、ファイヤーグリルを2台使うという事は理にかなっております。
今回、コンロやバーナー類は一切持っていかずに、焚き火と炭火のみで不便を楽しみました。という訳で、マッチやライターもあえて使わずにメタルマッチで着火。これ、少しコツがいるけどそう難しいものでもなく、「火をつける」という日常的行為が特別なものに感じられます・・。ちなみに2500円。マッチやライターなら100円なのにね(^_^)
という訳で囲炉裏テーブル大活躍。
気になる耐久性、耐火性もとりあえず問題ありませんでした。メーカーが作ったものだとすれば問題大有りだろ!ツッコミがきそうですが、自己満足の自作なのでこれでオーケーであります(^_^)・・。もちろん、囲炉裏が引火したりしない様に注意を払わねばなりまえんが、それはメーカー製のしっかりとした商品だとしても同じですね。
キャンプ自体は、今回、ほとんど観光などせずにキャンプ場でゆっくりと過ごしました。
初日に、八ヶ岳のリゾートアウトレットで買い物をして、その後ここでお買い物。テレビのワイドショーなどでも何度か紹介されている「ひまわり市場」さんです。白州のキャンプ場での食材の買い物といえばエブリですが、2回目の白州キャンプの際には足をのばして「ひまわり市場」に行ってみてください。値は少し高めですが良い食材が入手できますよ。
このバカでかいステーキもひまわり市場でゲット。
二日目は、歩いて数分のこの釣堀に行っき、キャンプ場に帰って塩焼き。
栗を蒸し焼きににしたり・・・
ワイルドにゆっくり過ごしました(^o^;) ワイルドと言えば、今回。ウォーラスの4人用テントのみで、タープも立てませんでした。雨が降りそうにないのは分かっていたし、松の木立の中のキャンプ場なので日差しも防げるしね・・。
でもビッグランドさん自体は決してワイルドにほったらかしという訳ではなく(^.^)、清潔だし、お湯は使えるし、細かな心遣いが行き届いております。それでいて自然も感じられる良いキャンプ場であります。
今回、細かな部分でご迷惑をおかけしてしまいましたが、また行きますのでよろしくお願い致します。
2017年08月27日
スバルで貰ったランタン
昨日、ディーラーで「ちびっこメカニック」なるイベントがあり、息子が参加。
なかなか楽しそうでした。さらに色々と景品をいただき、その中でもこのランタンが秀逸でした。
スバルのオリジナル? それとも元々ある商品とのコラボ?
白地にさり気なくスバルのロゴが入っておりなかなかクール。スバルのXVを彷彿とするデザインです(^^) 光量も十分あり一応ソーラーパネルも付いております。
本日から3連休でして、この思わぬニューアイテムを持って「出会いの森キャンプ場」へ向かっています。夏休み最後、父子キャンプです(^^)
2017年08月22日
槍ヶ岳 2017.7.30(日)~8.3(木)
お久しぶりです(^o^;) 7月下旬から8月上旬にかけて家族で槍ヶ岳へ行ってきました!
ルートは新穂高温泉から双六小屋を経由し、西鎌尾根を歩いて槍ヶ岳を目指します。
通常、このコースならば2泊3日かせいぜい3泊4日という日程でありますが、我が家では5日かけてこのルートを歩きました。
小学2年生の子供と、体力に不安を感じるママを考慮し、たっぷり時間をかけて歩く事としました・・・。
7月30日(日)の早朝、いや正確には7月29日(土)の深夜に気合の出発。一路、新穂高温泉へ。登山そのものももちろん、運転も十二分に気を付けねばなりません。はやる心を抑えながら、眠くなったら直ぐに休憩、仮眠、を繰り返しながら午前4時頃には現地到着。
ちなみに、奥飛騨温泉観光協会のホームページに2017年8月7日現在の記事で以下のようなお知らせがあります。以下ホームページから抜粋・・・。
「新穂高温泉一般県道槍ヶ岳公園線は、道路上部に不安定な浮石があるため、7月28日(金)より夜間通行止めが継続していますが、規制時間が本日8月4日(金)より午後8時30分(これまで午後7時)より翌日午前5時までと変更になりました。」
という訳で、我が家も朝5時の道路開通までしばし待つ事となりました・・いつまで規制が続くかは分かりませんが、少なくともこの夏は規制下にありそうな感じなので、夜間、新穂高温泉に到着、出発する計画の方は注意が必要です・・・。
下の写真は新穂高温泉の無料駐車場。登山者は大抵ここに駐める事になりますが、現地でどこに駐車して良いのか分からずしばしウロウロしてしまいました。しっかり下調べしておかねばダメですね。「深山荘」を目印に向かうと良いです。トンネル(スノーシェイド)の途中に出入り口があるので少し見つけにくいです。でもって、あいにくの雨・・。ま、小雨ですが・・・。カッパきたりザックカバーをかけたり雨仕度にバタバタ・・。さらに財布の入ったポーチが一時紛失してさらにバタバタ・・・。無駄な時間が過ぎていきます・・・。
気を取り直して出発です。7時22分。
この道を歩くのは数十年振りとなります。実は同じルートでママと二人で歩いています。その時も天候は雨。鏡平を出発し、西鎌尾根を歩いたのが相当に体にダメージを与えたのか、妻は高山病になってしまい、槍ヶ岳山荘に宿泊しなが山頂を踏まずに下山しております。今回、そのリベンジの意味合いもあるのです。この過去のの経験を踏まえて、高度順化と極度の疲労を防ぐ為にゆっくりとした日程で登る計画としました。
わさび平小屋到着。9時20分。まだまだ序盤ですが、単調なだらだらとした林道登りに疲れて一休み・・・。
リンゴやオレンジ、トマト、キュウリなどが水で冷やされて販売されています(๑´ڡ`๑)
休憩後再出発。しだいに本格的な山道となり、ひたすら登ります。しかし、道はしっかり整備されていて登りやすいです。
チチブ沢到着。ここで昼休憩。カップ麺を食べました。11時03分。雨が降り止みましたがスッキリ晴れてくるという雰囲気はありません(´・ω・`)
チチブ沢から先は少し急登となり、尾根筋に出てしばらく歩き、ようやく鏡池へ到着。14時17分。霧の中に佇む池の風景もなかなか幻想的です。
普通であればこの先の双六小屋まで行くのが一日目の行程となるのだと思いますが、今日はここまで。天気もさえないので、小屋の談話室で生ビールで「おつかれさま~」。正確には食堂なのですが、食事の時間帯以外は談話室として使えます。
翌朝。
昨日より確実に天気が回復傾向でありますが、鏡池の向こうの槍ヶ岳がまだ見えまえん。天気予報では午前9時頃から晴れの予報。今日の日程は双六小屋までのたった2時間半程の行程なので、槍ヶ岳を仰ぎ見れるまで待つこととします。
雲の向こうにらうっすらと・・・。
おー、見えてきました(^o^) この風景が見られてこそのの鏡平!
雲の間から一瞬見えては隠れるという風情でしたが、槍ヶ岳が見えて満足。鏡平を出発しましょう! 時間は既に9時40分。山の出発としてはめっちゃ遅いですが余裕の日程なので大丈夫。贅沢な時間が過ごせました。
道中、様々な高山植物が目を楽しませてくれます。短い行程ですが鏡平から双六小屋まで、一段階標高が上がる感じで、そこそこの登りが続きます・・・。
ひとしきり登ったところにある雪田で昼食。「雪田花見平」という場所で、ベンチも設置されております。その名の通り、雪田の上部にはお花畑が広がっています。良い場所ですね・・・。
雪田で子供と真夏の雪合戦(^o^) 時間はたっぷりあるので、素通りしていく登山者を横目にこの場所をたっぷり堪能しました・・・。
大休憩後、再出発! 昨日とうってかわりの良い天気・・・。13時12分。
急登を行くと、程なくして雷鳥の親子が・・・。
人に慣れているのか、近付いてもすぐに逃げません。これからハイマツ帯などで何度か遭遇出来るのかなと思いましたが、今回の山行ではこの一度だけでした。良いものを見ることが出来ました。
最後の尾根を登りきり、双六小屋が見えて来ました。この双六へ向かっての広々としてなだらかな風景も素敵です(^^)
双六小屋到着。14時30分。今日も生ビールで乾杯\(^o^)/ 目の前にどっしりとした鷲羽岳・・・。最高ですね(^O^)v
今日は短い行程でしたが、朝、鏡池越しの槍ヶ岳を仰ぎ見て、途中、真夏の雪合戦、そして雷鳥との遭遇、美しい高山植物・・・等々、とてももりだくさんでありました・・・。
双六小屋もなかなか快適な山小屋。今回は我が家だけで個室を使わせてもらう事が出来ました。夕食の献立は天ぷら・・・。明日はいよいよ西鎌尾根を歩きます・・・。明日に備えて早めに就寝(-_-)zzz
翌朝。天気はうす曇り。しかし、視界は比較的ひらけていて、すぐに雨が降ってくるという感じでもありません。森林限界を超えた西鎌尾根を歩くには丁度よい気候とも言えます。まずは樅沢岳へ直登します。
槍ヶ岳へと続く広大な西鎌尾根。果たしてこれを全て歩けるものなのかと、少し不安になります。
その後、槍の穂先は終始雲の中で、天気が回復する気配は感じられません。時折、ポツポツと雨が・・・。そして、北鎌尾根や大キレット程ではないとはいえ、幾つかの痩せ尾根も超えて徐々に槍ヶ岳へと近付きますが、晴れていればすぐ目の前にあるであろう槍の穂先は最後まで仰ぎ見られませんでした。そうしているうちに、ママの体力がかなり限界に近付きつつあります。荷物を持ってあげ、一歩ずつゆっくり進みます。痩せ尾根を超え、槍ヶ岳本体の急登に取り付くとその歩調はさらに遅々として進みません。この先危険箇所はほぼないので元気な子供は先に行かせて小屋で先に休んでいてもらうことにしました。
ママの靴のソールが剥がれかけたトラブルもありましたが、なんとかかんとか小屋へ到着。
一足先に到着していた子供達は「喫茶槍」でココアを飲んでいました。私は、またもやお決まりの生ビールを堪能しましたが、ママは疲労もあり、軽い高山病の気配もあったので、飲むのはパス。しかし、大抵の小屋で生ビールが飲めるとは良い時代であります(^_^)
部屋に荷物を置きにいったりして過ごしていたら、天気が急激に回復していました。現在16時過ぎ。食事が17時からですが、私と娘なら山頂へ行けるかな? という事で急遽、槍の穂先へGO!
渋滞も無かったのでスイスイ登り10数分で山頂へ。登っている途中からガスがかかりはじめ、あまり眺望が得られませんでしたが、念願の槍ヶ岳登頂です(^o^;) 私自身にしてもおそらく中学生だった時以来? となります・・・。
慌てて登ったので、こういう時こそ慎重に下山。岩登りとはいえ、しっかり整備された登山道なので不安はありませんが、それでもなかなかの高度感(*_*)
夕食後の一時。素晴らしい夕景を見ることが出来ました(^^)
天気が回復しそうな予感(^o^)丿 明日は家族全員で槍の山頂を目指します・・・。
よく朝、見事な青空\(^o^)/ この山行で一番の良い天気です。いざ山頂へ!
それなりの渋滞は発生しておりましたが、順調に登りきる事が出来ました\(^o^)/ 2017年8月2日 6時40分。
最高の眺望、最高の天気! 八ヶ岳に南アルプス、遠く富士山も見渡せます。3180メートルの頂きを十分に堪能しました。
事前の天気予報では概ね曇りか雨。確かにその通りの天気でしたが、晴れて欲しいタイミングで見事に天気が回復。厳しい登りの時は曇りや小雨だったので、体力の消耗も抑える意味ではプラスとなりました。
家族全員で槍の山頂に到達出来た事は、昨年来、計画していた一つの目標が達成出来た満足感でいっぱいでした。親の自己満足ではありますが、子供達にとっても特別な体験であったかと思います。山頂を目指すだけが山旅ではないとは言え、やはり「槍」の山頂は特別です。でもその考え方でいくと、例えば小2の息子が「日本で5番目に高い槍ヶ岳へ登ったよ!」と、あまり山を知らない学校の先生に言ったとして、「すごい!がんばったね。そのうち富士山にも登れるよ!!」というリアクションへと導かれるジレンマに陥ってしまいます。結局、興味がない人にとっては、「富士山」という圧倒的な日本一の山、そしてそれ以外の山という認識なのです。しかし、圧倒的な「富士山」があるが故、登山者のメッカであるとはいえ北アルプスの山々は俗世間から切り離された山域であり続けられるともいえます。だって「槍ヶ岳」がもし標高日本一の山だったらと想像してみてください。独立峰の富士山と単純比較は出来ませんが、やはり日本一となれば、山を知らない人達が押し寄せる山となっていた事でしょう。富士山という日本人に根付いた圧倒的な「心の山」があればこそ、他の山々が静かに守られていると言えるのだと思います。山ヤにとっては特別な存在。でも一般的な認識は富士山の10分の一(いや100分の一?)。結局はこのバランスが良い事なのだと最近思う次第であります・・・。以上、少し横道に逸れましたが槍ヶ岳と富士山の考察でした・・・・。
さて、素晴らしい一時を過ごした後、昨日よりもさらに気をつけて下山です。山荘に戻り、支度をすませて再出発。8時25分。今日の目的地は最低でも槍沢ロッジ、もしくは横尾山荘。がんばって徳沢といった所です。ママの足にかなりの負担がかかっているので、重力にまかせて体力を使わずに歩けるとはいえ、無理はしない予定です・・・・。
今日は、本当に良い天気。途中、小休憩の度に振り返るとお花畑越しに威風堂々とした槍ヶ岳に見守られている感じがします。登りの西鎌尾根方面から見る景色とはまた違う風情があります。
槍ヶ岳を開山された播隆上人が念仏を唱えて過ごしたと言われる岩窟。ここでしばし休憩。
グリーンバンド(ハイマツ帯)下部の槍沢。雪渓が豊富に残っていました。念のため軽アイゼンを用意してきましたが、装着しなければ降れないほどの傾斜でもないので装着しませんでした。何度か尻もちをつきながら雪渓を滑り降りる様に降下しました。
下りきった所で昼食休憩。
そして沢沿いをババ平(槍沢キャンプ場)まで・・・。いい加減、ダラダラとした下りに飽きた頃にようやくババ平へ到着。ここから槍沢ロッジまでそう遠くないという感覚でいましたが、これが結構遠くて嫌になりました。登りでババ平でキャンプする場合は槍沢ロッジで受付をしていく訳ですが、この間の登りの長さが想像以上に大変だなと思いました・・・。でも、下山している時って、登山者とすれ違う度に「これからこの急登を登るの大変だな・・・」と度々思う事があります。しかし登っている方からすると、もちろん大変ではあるけど気分的には「意気揚々」というか、下山者が思うほどは大変ではない様に思えます。これから目的地へ向かう者と、目的を一つ達成して帰路を急ぐ者のモチベーションの違いでしょうね・・・・。それを考えると、一つの目的を達成して帰路へと向かうの寂しさを少し感じます。
槍沢ロッジ、14時30分到着。ひとまず休憩。で、ここでもう一つ先へ駒を進めるかどうかを少し悩みました。明日は上高地まで戻り、そこから新穂高温泉まで車を回収したうえで自宅る予定です。それを考えれば横尾まで行っておきたいところですが、ママの疲労を考慮してここでの宿泊を決意しました。また、予備日として一日多く休暇を取得していたので、旅の日程を延長し、明日、麓の温泉宿で一泊するのも良いかなという気持ちにもなっていた事もあります。槍沢ロッジでもお風呂に入れるし、明日温泉宿に宿泊するならここで良しとしましょう(^o^)丿
石鹸等は使えないとは言え、お風呂に入れるというのはホントに有難い事です。久々に汗を流してサッパリ。筋肉の疲れも少し緩んだよう様な気がします・・・。夕食後、程なくして就寝・・・・。皆、さすがに疲れがたまっているようです。
翌朝、持ってきた食料が余っていたので、あえて朝食無しで宿泊。小屋の前のベンチは夜露に濡れていましたが、沢の音を聞きながら気持ちのよ朝食でありました。7時30分出発。
横尾、9時30分到着。思ったよりは早く着きました。横尾山荘、あらためて見ると大きくて綺麗ですね・・・。槍沢ロッジも良かったけど横尾山荘も素敵です・・・。穂高、槍への分岐点なので、さすがに大勢の登山者で賑わっております・・・。少し休憩して再出発。
その後、ママの靴のソールが完全に剥がれ落ちてしまうというトラブルがありましたが、事前にこの事態にそなえて用意してきたゴム紐とガムテープで応急処置をとりました。ソールが剥がれるトラブルってありがちですね(^o^;) 驚いたのは、槍ヶ岳山荘や徳沢園ではシューズの販売をしていました。こういう事態で山小屋での登山靴を購入する人って意外と多いのかもしれません。つま先あたりが剥がれかかっていたら、寿命が近いサインなので、新しいシューズを購入しましょう・・・。
徳沢、11時03分到着。娘のペースが早いので、先に徳沢園のカフェででも休んでいました。安曇野産のハチミツ・トーストを食べており、すごく美味そうなので、他の家族もトーストを注文しました。徳沢園というと高菜チャーハンが有名ですが、安曇野産のハチミツたっぷりのトーストもオススメです。トーストの写真が無いですけど・・・。
嘉門次小屋に13時40分着。岩魚の塩焼き。一匹1000円! 高いですけどせっかくの機会なのでいただく事に・・・。4人で2匹だけどね(^o^;) しかし、確かに1000円出すだけの価値はあります。頭から尾まで全て美味しくいただけます・・・。最終日は、食っては歩きのちょっとしたグルメ旅となりました(^^)
若干遠回りになりますが、岳沢湿原を通る梓川右岸コースを歩行。登山帰りの人って左岸の方を行くので、すれ違う人は観光客ばかりで重装備の自分達がなんだか気恥ずかしい感があります。でも岳沢湿原、綺麗ですね・・・。
15時55分、上高地着。無事5日間の歩き通しました。しかし観光客で賑わう上高地。長い山歩きが終わってしまう寂しさも感じます。
ここから新穂高温泉に駐車してあるマイカーを回収に行かねばなりません。迷わずタクシーを選択。参考までに約1万700円かかりました。これには安房トンネルの有料道路の通行料金も含まれます。
無事、車を回収して17時40分、本日の宿へ到着。平湯温泉「匠の宿 深山桜庵」であります。嘉門次小屋で休憩中に楽天トラベルで急遽予約しましたが、なかなか良いお宿でした。夕食は飛騨牛の炭火焼きやすき焼きを含む豪華な食事。部屋も綺麗で広々としていてゆっくり休む事が出来ました。お値段もそこそこしますがめっちゃ高いという程ではありません。コスパがとても良く満足度も高いです。穂高、槍、笠ヶ岳等の下山後にゆっくりしたいという人にもオススメ出来ます(^^)
翌日、10時にチェックアウトして、どこにも寄らずに帰るだけでしたが、家についたのは午後4時過ぎでした。やはり、なかなか遠い道のりですね・・・。ゆっくり宿で一泊して良かった。最初にも言いましたが、一番怖いのは交通事故であります・・・。
長文になりましたが、長々読んでいただいた方、有難うございました。たいしてご参考にならなかったかと思いますが、なにぶん今回の山旅は、我が家の(というより自分の)念願がかなったという意味合いもあって、完全に私的な日記として記録させてもらいました。中二の娘が来年出掛ける可能性がほぼ無い事を考えれば、我が家の「生涯イベント」の中でもかなり大きな位置をしめるものだと思います。いつか子供達が大人になり、自分の家族を持つようになった時にでも、目にしてもらって何らかの感慨があったならそれで十分意味があったと言えるかと思います。
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2017年06月04日
星と緑の創造センター(堂平山)キャンプ場 2017年5月23日(火)~24日(水)
ここ2010年の秋に一度家族で訪れております。その時の様子はこちら。
星と緑の創造センター その①
星と緑の創造センター その②
キャンプ場の詳細については、その②に書いておりますのでご参照ください。今回、平日に連休がありまして、ふと思い起こして再訪しました。バイクでの単独行です。この日、五月晴れで暑い一日でありました。879メートルの山頂の気候が心地よい・・・(^^)
前回の記事を参照していただければ分かる通り、ここのメイン施設はこのモンゴル式のゲルになります。ゲルの前にテラスにテーブルと丸太椅子があり、とても快適に過ごせそう・・。今回、ソロなので利用しませんでしたが、テント場はこのゲルの奥にある感じなので、山頂に位置するキャンプ場なのに眺望が直接得られないのが残念なところ・・・。やはりゲルの利用が最高なのですが、それなりに金額は高くなります・・・。
バイクでのソロキャンプですが、ヘリノックス・チェアにミニ・テーブルも用意して快適であります(^o^)
丸太椅子(テーブル?)が用意されているのが意外と便利(^O^)v
道中で確保した山菜と、地元スーパーで購入した食材を天ぷら。旨し ლ(´ڡ`ლ)
今回、平日のしかも火曜日の宿泊なので、私、一人かなと思っていましたが、ゲルに若者グループが宿泊しておりました。ゲル泊の人はログハウス内の施設も利用出来るようで快適そうです・・・。前回の記事で、コテージ内のお風呂を、テント泊の人も利用できるといった趣旨で記事を書いていましたが、どうやらそれはNGのようです・・・。やはり、家族やグループで行くなら、ゲルがログハウス泊が良いかなと思います。
テント場からは直接見えませんが、フェンス近くまで行けば夜景を望めます(^o^)。この日、夜になり微妙にガスっていたので、星空は今ひとつでありました・・・。
キャパシティが大きい施設ではないですが、予約状況を見ると人気のゲルでも土曜日などに意外と空きが見られます。 キャンプ場は5サイトのみなのですが空いている日が多いようです。焚き火が出来ないなどの制約もありますが(炭火はOK)、利用価値はあるのではないかと思います・・・。
2017年06月01日
渚園キャンプ場(浜松) 2017.5.5~5.6
出かけたのはGW後半の5月5日。予想外に全くの渋滞なし。富士山も綺麗で気分も高まります。
浜名湖周辺へ行こうと思った一つの理由は下の写真の場所。龍潭寺(りょうたんじ)。今年の大河ドラマ「おんな城主・直虎」の舞台となった寺であります。
庭園がとても美しく、ホッと一息つける空間であります。
浜松と言えば、やはり「うなぎ」。お寺の向いにあった鰻屋さんで昼食。
その後、竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)という鍾乳洞へ行きました。ここ、全然予備知識が無かったのですが、予想外に規模が大きな鍾乳洞でそれなりに見応えがありました・・。
さらにその後、大河ドラマ館に寄ったりして観光三昧。スーパーで買物後にキャンプ場へ。到着午後5時前くらいになってしまいました。下の写真はちなみに午後7時過ぎに撮影した浜名湖の夕焼けです・・・。
今回は、レボタープにウォーラスの4人用テントです。椅子も、ヘリノックスで、荷物削減。最近このスタイルが多いなぁ・・・。
遅くなったので、ささっと調理して夕食。何を食べているかというと、鶏肉や野菜を炒め、それにパスタ用の市販のジェノベーゼソースを絡めたもの。これ最近マイブームなのですが、お手軽で失敗なく美味しいのでオススメです。
よく朝。ここが渚園の受付でレンタサイクルを借りました。
特に目的地もなくサイクリング。
「今切体験の里・海湖館」という施設があり、そこで休憩。浜名湖が海とつながる場所なので、釣りをする人には持って来いの場所みたいです。魚の掴み取りなどもやっており、半日くらい遊ぶのに良いスポットでありました。
生しらすの直売をやっていて購入。食堂でご飯を注文して「生しらす丼」にしました。とれたて新鮮なので旨い。
その後、弁天島温泉で立ち寄り湯。そして早めに夕食。今日はバーベキュー。
3日目。海が近いからか、かなりの強風でタープが煽られております(~O~)。
ここまで、全くキャンプ場の詳細を書いていませんでしたが、ここは浜名湖南部、弁天島に位置します。マップで検索していただければわかる通り、このキャンプ場を含んだ運動公園が一つの「島」の中に位置します。広大な芝生広場のフリーサイトがメインとなります。芝の常態は良好でとても気持ち良いです。今回、フリーサイトが予約でいっぱいとの事でオートサイトにしました。が、ここ、絶対にフリーサイトの方が良いです。料金が全然違うし、植え込みや段差などもなく区画が明確ではないので、オートサイトの意味がないです。今回の場所がトイレに近かった為か、子供がの区画の中へ侵入し、タープの張り綱の下などもガンガン通過されてしまいました。悪気は無いので、仕方ありませんが、紐に引っかかる子供もいたりして危険を感じました。オートサイトで差別化するなら、もう少しレイアウトを考えて欲しいものです・・。予約時にフリーサイトへの変更を受け入れていただけなかったてんも少し疑問・・・。実際、かなりのキャンパーが訪れていたのは事実ですが、フリーサイトにかなりの余裕があるよううに感じました。このあたり事務的で融通がきかない感じがします・・・。
愚痴が多くなってしまいましたが、フリーサイトのキャンプ場としてはなかなか良い! と付け加えさせていただきます。
10時前に撤収し、帰りに中田島砂丘へ寄りました。ここも予想外に広大な砂丘でびっくりしました。
その後、お昼に浜松餃子を食べ、東名の足柄SAで温泉に入り帰還。
天気にも恵まれ、久々のオートキャンプを満喫しました。
2017年03月13日
赤岳登頂 2017年3月13日(月)
丁度山頂に着いた頃に天気も良くなり、まさに360度の大パノラマを堪能出来ました(^.^)
REIのピッケルが渋いでしょ(^_-) それにしても、私の持っているピッケルやアイゼン、ストック、シューズは全て20年以上前のものなので、周囲の登山者のかっこいい装備やウェアが羨ましい(^o^;)
南アルプスがくっきりと・・・。
その横には、雲海に浮かぶ富士山!スマフォでの撮影なのであまり鮮明ではありませんが・・・。
風は強くないものの、じっとしていると寒いので早々に退散しましたが、冬の八ヶ岳にしては風も無く、本当に良い天候にめぐまれました。
雪山の急登でピッケルとアイゼンを効かせ、息を切らせながら一心不乱に登る・・・。最近、忘れかけていたこの感覚を久々に堪能することが出来ました。
2017年03月12日
赤岳鉱泉より 2017年3月12日(日)
1月下旬に続き、また冬の八ヶ岳へやって来ました。今回は単独行です。前回は子連れの為、赤岳鉱泉と行者小屋までの冬山トレッキングでしたが、今回は赤岳山頂を目指します。
今、赤岳鉱泉でまったりと休息中。明日、山頂アタック予定であります。明日も天気が良さそうですが、気を引き締めて行きたいと思います。何せ20年ぶりくらいの冬の赤岳です。
僭越ながら 実は本日私の誕生日(^_-) ジャスト50歳であります(^.^) 明日は絶対に事故らないように安全第一で登頂して、家族の元へ帰ります(^^)v
2017年01月31日
赤岳鉱泉、行者小屋 2017.1.28(土)~29(日)
2017年1月28日(土)~29日(日)、赤岳山荘~北沢~赤岳鉱泉~行者小屋(宿泊)~南沢~赤岳山荘
とうい日程でスノートレッキングを楽しんできました(^^)
冬の赤岳鉱泉といえば上の写真の人口氷壁「アイスキャンディー」ですね・・・。赤岳鉱泉へは、多分20年ぶりくらいの再訪ですが、当時はもちろんこのアイスキャンディーなど有りませんでした。しかし、当時から冬の赤岳登山や氷爆のアイスクライミングのメッカとして賑わっていました。
久々の冬の八ヶ岳。気合の4時出発。一応、車は4WD。さらにこの日の為に金属製のチェーンも用意していたので、美濃戸口を通過し、赤岳山荘まで車で入れました。かなり早く到着していたのに、準備したりなんだりで美濃戸山荘前を通過したのが9時50分くらいでした(;´д`)
北沢から赤岳鉱泉を目指します。しばらく林道歩き・・。
よく踏まれていてとても歩きやすい雪道。赤岳鉱泉までならアイゼンの必要はないですが、装着した方がやはり歩きやすいです。20年前以上前に使っていたアイゼンが無傷で残っていたのでこれを利用。12本刃から軽アイゼンまで4つ保有していたので、我が家の人数分使うことが出来ました。
この土日、気温も暖かで快晴! 青空に映える雪化粧の木々の美しさ・・・。これを子供達に見せたかったという思いがありましたので、天気が良くて本当に良かった(^o^)
針葉樹の中を進む登山道。北八ヶ岳っぽい景色ですが、これもイイ感じですね・・・。
森を抜けると突如、アイスキャンディーが出現。途中、かなり休憩したりのゆっくりペースだったのでかなり時間がかかりましたが無事到着(^_^;) 13時10分。
丁度、焼肉の振る舞いをやっていて戴きましたm(_ _)m この土日、ここ数年の恒例イベント「アイスキャンディーフェスティバル」が開催されていたので、赤岳鉱泉近辺は大賑わいであります・・・。
小屋の中に入って、カレーを食べました。色々な種類があってかなり本格的で美味しい(^^) 子供達は牛丼。他にもパスタ等、メニューも豊富で、さすがに人気の赤岳鉱泉ですね。すっかりくつろいで動きたくない気分になってしまいました・・・。
アイスクライミング、今回は挑戦しませんでしたがちょっとやってみたくもあります(^_^;)
赤岳鉱泉の居心地があまりに良すぎて、行者小屋から宿泊変更出来ないかなぁと思って念のため受付で聞いてみましたが、超満員なのでダメとの事でありました(._.)
では、行者小屋へ向けて出発しますか! すでに15時半近くになっていました。急がねば・・。
本日の最高地点、中山乗越です\(^o^)/
行者小屋到着。16時23分。
ほんの少し、小屋近くの丘でそり遊び。
夕焼けに染まっていく山々も堪能出来ました・・・。
夕飯は18時半くらいから。メニューはなんとビーフシチュー。お肉も柔らかくて美味しい。本当に最近の山小屋の食事のレベルは高いですね・・・。一泊二食付きで9000円です。
今回、家族連れだったので個室をとりました。コタツがあります。個室料金は4000円。
20時半に客室は消灯となりました。共用施設はその後も灯りがついているようでしたが、朝も早かったのでそのまま就寝しました・・・。
星空もおそらく綺麗だったのだろうなぁと思いますが、見忘れてしまいました。少し残念・・。
いきなり翌朝・・・。テント泊の人もけっこういます。
帰りは南沢を下山。大抵一泊二日の日程で、赤岳や硫黄岳等などの登山をして下山。もしくは氷爆でのアイスクライミングというプランなのだと思いますが、小学1年の子供がいる我が家にはそれは無理なので、ゆっくり楽しみながら帰る事とします・・・。
途中、丁度よい傾斜を見つけてはソリ遊び・・。なかなか楽しそうでした(^^)
11時過ぎに無事下山。駐車していた赤岳山荘から美濃戸口へ移動。チェーンを外していると、八ヶ岳山荘の向かい側にあるオシャレなレストランが目に入り、お昼ご飯を食べました。ハンバーグとパスタ、それかたプリンを食べましたがどれもとても美味しい。後で、調べましたがYatsugatake J&aNというオーベルジュで宿泊も出来るようです。お風呂も温泉ではないいけど気持ちよさそうです・・。
昨年秋に涸沢、そしてこの冬に赤岳鉱泉と、家族で再訪出来た事は自己満足ながらも子供達にとっても良い体験が出来たのではないかと思います。今年の夏はいよいよ北アルプスのピークを目指したいと思います。一応漠然とした計画では槍ヶ岳かな(^O^)v
2017年01月07日
手白澤温泉2017年1月6日(金)~7日(土)
ここ、前から行きたかった宿だったのですが、全6室で人気もある宿なので、日曜、祝日前は予約がなかなかとれない事が多いのです・・・。
今回、子供が冬休み。私が偶然、平日休みだったので予約を取ることが出来ました。
奥鬼怒四湯は、徒歩で行く秘湯として有名です。なかでも、手白澤温泉と日光沢温泉は宿の送迎バス等がないのでタクシーで行く以外は基本的に徒歩となります。歩行速度にもよりますが、おおよそ二時間~三時間くらいの林道や登山道を歩きます。元々、山小屋で今もその名残りはあるものの、平成9年に建て替えられた以降は限りなく旅館やペンション等に近いかたちの快適な宿となっています。しかも料理も美味しいという事前情報を得ていましたので期待は膨らむばかりです。
奥鬼怒四湯へは、女夫渕温泉までバスか乗用車で入りそこから徒歩となります。ちなみに女夫渕温泉には女夫淵温泉ホテルという一軒宿がありましたが平成13年に廃業し、その後解体されています。八丁の湯と加仁湯に宿泊するのであれば、それぞれの宿からの送迎バスがこの女夫渕温泉あります。手白澤温泉へどうしても徒歩以外でという事になるとタクシーとなるのですが、女夫渕温泉からではなく奥鬼怒川温泉駅からの利用となるので注意が必要です。
我が家は女夫渕温泉までのマイカーで入りましたが、途中、日光付近の峠道に雪がほとんど有りませんでした。スノートレッキングを期待してきたので、雪不足?に少し心配でしたが、現地に到着したらいきなり雪景色に変わりました(^^)/
アイゼンが必要なところはほとんどありませんが、心配であれば持ってきた方が良いかもしれません。出発時間が遅くなりましたが、焦る旅ではありません・・・。
途中、氷柱も見受けられました(^^)
八丁の湯到着。ログハウス風の宿でなかなか良い雰囲気ですね・・・。
程なくして、加仁湯。こちらは昔ながらの温泉旅館風です。
このまま同じ沢筋をまっすぐ進めば日光沢温泉・・。手白澤温泉以外の宿は同じ沢筋に並んでいますが、手白澤温泉のみ別の沢筋にあります。なので、ここから丘をひとつ超えねばなりません・・・。私にとっては、この「秘湯中の秘湯」的なアプローチが期待感をさらに高めるのですが、家族はそろそろ歩くのを飽き始めております(-_-;)
最後のひと踏ん張り・・。
やっと宿が見えてきました。
看板犬の「岳くん」がお出迎え。長野の川上村が産地の川上犬だそうです・・・。
フロント。
廊下。良い雰囲気・・。
お部屋。畳の部屋で落ち着きます。少し山小屋の名残りを感じさせますが、歯ブラシや浴衣等の最低限のアメニティは確保されており、不便はありません。清掃等も行き届いています。
そして温泉。雪道を歩いた後の温泉は格別です。やはり歩けるなら歩いて来たほうがイイと思います(^O^)
内湯もイイ感じ。気持ち良いです。ここ、ちなみにシャワーはありません。温泉で体を流します。勿論、シャンプーやボディソープは有ります。
夕食。質素ではありますが、山の幸をふんだんに取り入れいており、どれも美味しい。山菜も美味しいし、珍しい鹿刺しも美味であります。食前酒がついてくるのも嬉しい(๑´ڡ`๑)
おおぶりな岩魚がふっくらと丁寧に焼かれています。
噂通り本当に美味しかった。ごちそうさまでした・・。
食堂の暖炉も絵になります。
朝食。ちなみにお弁当を用意してもらう事も出来ます。このへんも山小屋っぽいです。おにぎりと佃煮といった感じのシンプルなもの(まさに山小屋のお弁当ですね)。でも、おにぎりが大きくてノリは後付け。佃煮もまたシンプルながら美味しい。やはり基本に忠実なものが、しっかりと作られているというのが一番です!
出発前、「岳くん」とひとしきり遊びました(^O^)
二日とも天気にも恵まれ、良い山旅でした。手白澤温泉は、自らホームページ上で「旅館ともいえないですしホテルとはまた異なります・・」と述べられていますが、まさにその通り。やはり、徒歩でたどり着いたところにある秘湯の山小屋、しかしとても「上質な」宿と言えるのではないでしょうか・・。また、新緑や紅葉の季節にも再訪してみたい宿ですね・・・。
2017年01月01日
2016年11月20日
三条の湯 テント泊 2016年11月
大抵、雲取山とのセットで行くことが多い宿でありますが、現地到着がお昼過ぎという事もあり、小屋に行く事のみを目的としました。
直接行くための最短距離は、後山林道で向かうルートとなります。上の写真が、青梅街道と林道との分岐地点です。車で林道を行けるところまで行きます。と思ったら、2キロも進まないうちに車止めとなってしまいました。もっと先まで行けるものと思っていましたが予想外・・・。というか、三条の湯のホームページに記載されていましたね・・・。でも、三条の湯に関する過去記事を参照すると、もっと奥まで行けたようにも見受けられます。いずれにせよ、現在、ここから先はタクシー等の営業車を含め入ることは不可のようです。
落ち葉を踏みしめながら、晩秋の奥多摩を歩きます・・・。
かなり単調な林道歩きではありますが、丁度見頃を迎えた紅葉が疲れを癒やしてくれます(^o^)
林道の終点地点。ここまで来ればあと僅かなはずです。
林道終点地点から谷筋を歩くこと20分程。谷筋のカーブを曲がった先に宿が見えた時、少しホッとした気持ちになりました・・・。
私しかテント泊する者は居ないのかと思っていたら、先客が2組程幕営されていました・・・。
小屋から100メートル程下った河原にテント場があります。トイレやお風呂など、この100メートルの上り下りが少し辛いところではあります。
現在15時50分くらい。幕営は後にしてとりあえず小屋の受付へ・・・。
なかなか趣のある小屋であります(^^)。丁度、お風呂の時間が16時からで男女1時間の入れ替え制。16時からは男性の時間だったので、直ぐに温泉に入る事としました\(-o-)/
無論、石鹸等は使用出来ませんが、とても清潔感のあるお風呂場。山小屋で良質な温泉に入れる幸福感は代え難いものがあります・・(^^)
風呂から上がりテント場へ降りると、秋の早い夕暮れが・・・。急いでテントを設営。
そして、夕食。フリーズドライで手抜きでありますが意外と美味しい。寒いけどビールはかかせません。
でも寒いので早々にテント内に移動。ゆっくりと一杯やりながら読書をして過ごしました。ちなみに、携帯の電波は届きません。
翌朝。静かな朝です・・・。
前日よりも天気が良く、紅葉が映えます。
久々に家族と離れての単独行でしたがゆっくりとした時間を過ごす事が出来ました(^^)
2016年11月04日
涸沢2016年10月8日(土)~10日(月)
元々、山歩きは好きでもう20年近くに前になりますが、妻と一緒に北アルプスや八ヶ岳へは頻繁に出掛けていました。小屋泊もしましたが、テントを担いでの登山が好きで、涸沢のキャンプ場は当時から最人気スポットであったのは言わずもがなであります・・・。子供が出来て以降も、登山の機会を伺っていたのですが、長女が登山が出来るくらいの年齢の時に長男が誕生。長男の成長を待っていよいよ・・・という訳であります。しかも泊りがけ、しかもテント泊、しかも涸沢!! という事で期待と不安に満ちた出発です。前日、帰りが夜遅い勤務であるにもかかわらず、午前1時過ぎに自宅を気合の出発。午前5時には沢渡のバスターミナルへ到着。
2016/10/8 6:05
昔、こんな立派なバスターミナルは無かったと記憶しています。長らく上高地へも行ってなかったなぁという感慨が・・・。
ただ、この時、小雨がぱらついており少し意気消沈でありました。ただ、この3連休が天気が良くないというのは事前に予報されていた事でありました・・・・。定額タクシー(沢渡~上高地4700円)に乗車しました。
久々の河童橋。穂高の山々が霧に霞んでいます・・・。それも趣があってヨシ!
2016/10/8 7:09
上高地から明神までの道程、サルを見かけました(^O^)
明神で朝食。しかし、とろろうどんが1000円ってちょっと高い!
2016/10/8 9:06
明神池。雨は降っていませんが曇天です。でも、明神岳は仰ぎ見る事が出来ます。
徳沢の広場に到着。気持ちイイですね。何となく空が明るくなってきたかなと思ったら、この直後にまとまった雨が降り出しました(;_;)
2016/10/8 11:33
雨がひどい中を徳沢から明神へ。雨の中で必死に行軍していたので、この間の写真がありません。
いきなり、テントの中での食事の写真。チーズフォンデュであります。外は、断続的に雨が降っており、風も強い悪天候ではありましたがテント内はなかなか快適・・・。
という事で、早朝からの行動で皆疲れて、午後7時過ぎには就寝。
2016/10/8 16:10
山岳用ではないめっちゃかさ張る羽毛の寝袋を持ってきたかいもあり、暖かく就寝出来たのでありますが、早朝の4時頃に異変が・・・。
息子がトイレの為に目覚め「冷たい・・・。」との声。ライトを点けると雨漏りが・・・。これは、結露とかのレベルではない!
急いで子供達は小屋へ避難させ、テント内を撤収!
今回、化石の様なテント、ウォーラス・オービットを敢えて持ってきたのですが、耐水性能、さすがに限界を超えておりました・・・。
山をなめてはいけません・・・。
2016/10/9 5:32
とりあえずテントを撤収した後、朝食を作って食べました。
それにしても、これからどーしようか!? 天気が回復しないのであれば涸沢まで行っても意味ないかなぁ・・。
山降りて、温泉宿にでも泊まろうかなぁと考えていたら、雨が上がりそうな雰囲気。天気予報的にも回復傾向であったのでここで決断。
涸沢行きは決行! しかし、テントのみならず寝袋等もかなり濡らしてしまったので、テント泊はあきらめて小屋泊へ変更! 重たい荷物はここへデポしていく事にしました。
2016/10/9 6:21
荷物を入れ替えたり整理し直したりの作業に思いのほか手間取り、息子には「早く出発しようよ!」と急かされました。・・・あれ、意外とやる気十分(^_-)
2016/10/9 9:09
我々家族の足取りはかなり遅いのでありますが、それでも一歩一歩、確実に登っていきます・・。
紅葉はもう終わり? というか、今年の紅葉はいまひとつ?
葉の色付きはあまり見ることが出来ませんでしたが、こんな感じの赤い実は秋を感じさせてくれます。
かなり苦戦したものの午後2時過ぎに涸沢ヒュッテに到着。かなり寒いんですけど、やっぱり生びーるにおでん!
4、5年前の情報で、秋の連休の涸沢はメチャ混み・・。おでんを買うにも物凄い行列!?というような記事を目にしていたので、混雑状況が心配でありましたがそうでもありませんでした。小屋泊まりに急遽変更した為、小屋の混雑が特に気になりましたが、一つの布団に二人という事だったので、子供を含む4人家族の我々にとっては許容範囲内であります・・・。
2016/10/9 14:00
久しぶりに再開したこの景色。子供達はもちろん初めて・・・。
テント場の状況。予想した程の混み具合ではありません。当初の計画では、たぶん誰も張っていないであろう「オービット」をドーンと張って、異彩を放つという自己満足を夢見ていたので、その点は少し心残りがあります・・・。しかし、小1の息子共々、家族全員でここに来れた事で良しとしましょう・・・。
日が暮れた後、暖かな談話室に移り、暖かい飲み物とお菓子などをつまみつつ、トランプをして時間を過ごしました。
メチャ混みではないとはいえ、それなりの人口密度の涸沢ヒュッテでありますが、売店も談話室も、タイミング良く席取りが出来ました。これはラッキーでしたね・・・。就寝するまでここで過ごしたのでとても快適でありました。
2016/10/9 18:09
翌朝。素晴らしいモルゲンロートを見る事が出来ました。全般的に天気が悪い事は分かっていたので、この景色を見る事が出来た事で、歩いてきた苦労も報われました。
2016/10/10 5:54
朝食食べずに出発しようかと思っっていましたが、子供達がお腹が空いたというので、また売店でパンとホットミルクク、コーヒー等を購入。おかげで、涸沢の朝をゆったりと楽しめました。
2016/10/10 6:14
2016/10/10 6:39
下山開始。紅葉は今ひとつでしたが、所々で秋を感じさせる風景には出会えました。
初日とは大違いで、とても良い天気・・・。
本谷橋に到着。ちょっとここで大休止。パスタを茹でて食べました。ここで大休止すると、上高地到着が大分遅くなりそうな予想ではありましたが、まあいいか・・。いまさら急いでも帰宅は相当遅い時間になりそうです・・・(^_^;)
それにしても気持ち良い(^o^)
2016/10/10 8:54
2016/10/10 9:49
娘が、キノコを発見する度に撮影(^_^;)
2016/10/10 12:47
徳沢園。昔、こんなオシャレなカフェ風ではなかったような気がします。名物の高菜チャーハンとカレーライスを注文。
徳沢も何度か宿泊もキャンプもした事がある想い出深い場所であります。宿泊時の夕食は山小屋とはとても思えない美味しさで、当時、とても感動したのですが、今はどうなんでしょうか?・・・。
2016/10/10 13:10
それにしても、もともと山岳用でないテントや寝袋で荷物がデカかったのに、雨で濡れてさらに荷物が膨れ上がり、ザックの外側に無理やりくっつけた為にとんでもない事に・・・。
上高地到着。午後3時半。息子が一生懸命歩いてくれた為、これでも予想よりは少し早く到着しました。ご褒美に、河童橋の売店でカッパ君を購入(^o^)
2016/10/10 15:52
今回、計画を立てるにあたって、まず、涸沢のテント泊を念頭に置きました。たいてい、上高地から涸沢まで1日という工程でありますが、息子の体力を考えて2日目に涸沢というプランで正解でありました。涸沢でのテント泊は出来ませんでしたが、子供を連れて来ることが出来たという事で十分満足であります。「満足」って言っても、親の自己満足であって子供がどこまで楽しかったのかは分かりませんが・・・。
ただ自分の経験から思う事はあります。私自身の親も山歩きが好きで、家族で山へよく出掛けていたのです。それも、ハイキングレベルのみならず、北アルプスの主要ルートをかなり歩きました・・・というより「歩かされた・・」と行った方が良いのかな・・・。35年くらい前に、子供連れで北アルプスを歩いている姿はあまり見かけられなかったのではないかなと思います。私には弟が2人おり、末っ子は私と7歳の年齢差がありました。だから弟は小学校低学年くらいに北アを歩いていたのだと思います。弟達は親にくっついてどこでも行く年齢でしたが、私は中学生から高校生の頃が、その家族での山歩きのピークだったので、高校生の頃には、家族で出かける事に拒否反応を出し始めていた頃でありました。それでも、今となって思えば、大人になり山歩きを再開したり、アウトドアが好きになったのは確実に親の影響があった事は言うまでもありません。子供がどう感じるか、また、いつまで親の自己満足に付き合ってくれるかは分かりませんが、ほんの少しでも「何か」を感じてもらえれば良いかなと思う次第であります・・・。、
続きはこちら・・・(^^ゞ
2016年09月29日
岩内、シーカヤック
積丹半島周辺において、シーカヤックやシュノーケリング等のツアーがいくつかあり、その中でH2Oアドベンチャーさんが企画するツアーに申し込みました。8月3日(水)。早朝に真狩キャンプ場を出発。待ち合わせ場所のホテル雷田横の駐車場へ向かいました。天気予報では曇のち晴れぐらいの予報でしたが、現地に到着すると霧雨が終始続いているような状況でした。海の背後に山が迫っているこの地形であるので、元々、霧の発生しやすいのかもしれません。
カヌーやカヤックは遊び程度で何度か体験していましたが、本格的にレクチャーしてもらうツアーに参加するのは初めてでした。
今回、このツアーに参加したのは我が家4人だけでした。
ここで、シーカヤックを行った具体的な場所を説明します。岩内は積丹半島の付け根の西側にあります。ニセコ連峰を西側に進んでいくと雷田岬へと至ります。今回カヌーを行うのはこの雷電岬の近くにある雷電海岸となります。それにしても、待ち合わせ場所隣のホテル雷電は、廃業しているようだし、後で調べて分かった事だけど、ここにはこのホテルをはじめ数軒の温泉宿があった様ですが、ほとんど廃業してしまって寂れた雰囲気。道外からの観光客がわざわざやってくるという場所ではありません・・・。逆に言えば穴場なのかな・・・。
インストラクターの方はアウトドアのアクティビティを色々経験されているベテランで、ユーモアを交えながらとても丁寧に教えていただきました。
まん丸の石がゴロゴロと転がっている、雷電海岸にカヤックを降ろし、いよいよ出発です。海岸線を雷電岬へ向かって進みます。父、母と、小1の息子で一艘。中1の娘が一艘、インストラクターさんが一艘です。思ったより波は感じませんが、それでもちょっと今日は波が荒れ気味だとの事で、我々の技量からして雷電岬の向こう側にある洞窟までは無理そうだとの事です。岬の向こう側は海が荒れているとの事。残念ですが、安全第一です・・・。
漕ぎ進むと小洞窟の入り口に到着。ここで、クラゲの様なゼリー状の透明な生物を発見(手に持っているものです・・・)。ガイドさんによるとこれはサルパという生き物で、分類的にはクラゲではなくて、ホヤの仲間との事でした。個体が帯状に連なって生息しており、長いものでは10数メートルにもなるとそうです。無性生殖で、いわばクローンのように仲間を増やすという不思議な生き物。こういう事は、ガイドさんがいないと分かりません・・・。
子供は、すっかりサルパを捕獲する事に夢中(^O^) 海の中では1メートるくらいに連なっている姿で浮遊していますが、手に取るとすぐにバラバラに・・。でも斬り殺してしまった訳ではなく、これが個体。個体が連なっているのです・・・。不思議です・・・。
そして、ヘッドライトをつけて洞窟の中へ進みます。ちょっとした、探検気分です・・・。
チビは洞窟の中でもサルパ探しに夢中....。インストラクターさんの説明がなければ、普通、手に取ろうと思わんけどね・・・。
おそらく、岬の向こう側に、もっと大きな洞窟があるのだと思いますが、このあたりで引き返す事に。
途中、浜に上がり、名も無い滝の下で写真を撮ったりしました。
積丹ブルーの海を堪能するという訳にはいきませんでしたが、それでも透明度の高い海だというのは分かりました。それに、霧の中の風景も幻想的でなかなかのものでありました。
3時間程のプログラムが終了し、その後に向かったのはここ。
ガイドさんに教えてもらいました。ウニ丼、最高です!
晴れた日の積丹ブルーの海が見たかったのと、岬の向こう側の洞窟が見たかったのが心残りではありますが、日常では体験出来ない事を家族で出来たという事にとても達成感がありました。北海道でも、この場所でこういう体験というのは、そう簡単には出来ないかなと思うし、有効に時間を使う事が出来たという事で、それなりにお金もかかりますが大変満足度の高い体験でありました(^_^)v
2016年09月04日
羊蹄山自然公園真狩キャンプ場 2016.8.2(火)~5(金)
行きが新潟からフェリーで小樽へ。帰りは苫小牧から仙台へという事で久々のマイカーでの北海道旅行でした。
まず、ベースとした真狩村の羊蹄山自然公園真狩キャンプ場をご紹介し、旅行内容自体については、後日紹介出来れば別に記事を作成しようと思っております。
キャンプは旅行2日目から5日目の3泊4日。本当は、キャンプ場の各施設等を詳しく紹介出来る内容にしたかったのですが、写真があまり撮れていませんm(_ _)m というのも、3泊4日したものの、早朝からカヌーへ出掛けたり、トレッキングに行ったり、観光したりと日中、キャンプ場に居なかったという事にも起因しております。北海道は過去に何度も訪れているので、主要な観光地めぐり的な旅より体験的な事を目的とする旅にしました。いずれにせよ、キャンプ場でゆっくりする時間が少なかったという感は否めません・・・。
真狩村は羊蹄山の南側に位置します。真狩キャンプ場はその羊蹄山への主な登山ルートの一つ「真狩ルート」の登山口となる場所に位置します。なので、羊蹄山の雄姿がキャンプ場からドーンと正面に鎮座しております。と、思いきや、今回のサイトは丁度立ち木に遮られて見えにくい位置でありました(;´д`)
右前の木立の向こう側が羊蹄山です。そもそもこの季節、羊蹄山は雲に隠れてしまう事が多く、始終山頂部が見上げられるという訳ではありませんが、それでも見える位置のサイトが良い方がイイですね・・・。
我が家のサイトは電源、水道付きの「クマゲラ」というオートサイトの2-2でした。そもそも、このキャンプ場はオートサイトよりフリーサイトの方がお得感が大きく、事前情報からもそれは周知の上でした。しかし、長丁場なのでスマホ等の電源確保も気になり、オートサイトを利用しました。ちなみに水道は、シンク等があるタイプのものではなく、ただ蛇口があるという感じです。使用する際、最初に水栓部分引き上げて使うのですが、ちょっとコツがいります。いや、コツという程ではないのですが、説明通りに水栓を引き上げても水が出ずに難儀しました。受付のスタッフの方に来て見てもらったところ「カチッとなるまで思いっきり引き上げるだけ」でした(写真がなくてスミマセン)。翌日にお隣のサイトに来た方も分からなかったみたいで、得意気に教えてあげましたが、実は自分も同じなのでありました(^^ゞ
キャンプ場の初日は8月2日(火)。この日は小樽に早朝4時に到着。小樽運河を少しばかり観光。その後、余市に移動しローソク岩を見学。10時頃にニッカウイスキーの蒸留所見学(前からどうしても行きたかったのです・・)。お昼頃にニセコへ移動して昼食。ニセコビレッジ・ピュアのガイド付きのジップラインツアーに14時から約90分くらい・・・というハードスケジュールで、キャンプ場到着は17時近く。それから大急ぎでアルバーゴ45+システムヘキサで久々の小川張り。で、その後、「まっかり温泉」へ。
キャンプ場宿泊のレシートを持っていけば割引きとなります。なかなか良い温泉です。露天風呂から羊蹄山がドーンと見えるはずなのですが、すっかり暗くなっていたのでその雄姿を温泉に入りながら見る事は出来ませんでした。遅くなったので夕飯もここの食堂でいただきました。名産品、百合根を使ったフライがとても美味でありました。
翌朝。うす曇りの天気。前日もスケジュールぎっしりでしたが、この日も早起きしなければなりません。というのは、朝9時から岩内でシーカヤックなのでした(^_^)v その様子は後日お話する機会があればご紹介します・・・。シーカヤックからの帰りに倶知安町のスーパー、北雄ラッキー倶知安店で今日、明日の食事の買い物。ちなみに真狩村には大きなスーパーは無いので、倶知安やニセコのスーパーで準備した方が良さそうです。
この日は、温泉へは行かずにキャンプ場のシャワーを利用。しまった、シャワー等の写真も撮っていない(-_-;) シャワーは1回5分300円。止めている間は時間経過しないタイプのシャワーなので、使い勝手は良い。広さ的には一般的なシャワーブースという感じでした。
下はサイトから一番近かったトイレ。とても綺麗です。夏なので、入り口付近の灯りに誘われた虫がドアにびっしりくっついていて子供は気味悪がっていましたが、自然の中の事。仕方ない事でしょう。
虫といえば、キャンプ初日、夕方に設営していた時間帯はアブ?のような虫がブンブン飛んでいたのと蚊も多く感じました。とても蒸し暑い日だったので天候が多分に影響しているかと思います。2日目は初日ほど暑くなく、虫も少なめ。ヘキサタープの下で気持よく夕食がとれました。この日はアクアパッツァとその〆にパスタでありました(^o^)
あー、それにしてもキャンプ場施設の写真とっていないなぁ・・・。スミマセンm(_ _)m 自分のサイトまわりしか撮っていません・・・。
どーですかね。キャンプ場の雰囲気くらいは伝わりますか? 羊蹄山の登山口だけあって、その斜面に段々になるよにサイトは作られています。夏休みまっただ中ではありますが、平日でしたので人口密度は低めです。人気のあるキャンプ場との事なので土日祝日がらみだともう少し賑やかなのかなと思います。真夏なので、寒いという程ではありませんでいたが、標高もあるので夜などは涼しく過ごせました。春、秋のキャンプではかなり冷え込む事もあるかと想像します。
三日目の朝は一番ゆっくり出来ました。なので、家族でフリスビーなどしてちょっと一遊び(^o^) この日は神仙沼へ出掛けました。
全然、キャンプ場紹介になりませんでしたが、ほんの少しばかりでも参考にしていただければ幸いであります。
正直なところで言うと、ものすごい期待(何に対しての?)があったので「こんなものかな?」という感もありました。ただ、冷静に考えると、東京近郊の人口密度が高いキャンプがもつ「イベンタブルな雰囲気」に慣れすぎていた感覚からくる違和感なのかもしれません。むしろ自分がキャンプに期待していた感覚自体がおかしくなっていたのだと・・・。家族でキャンプで行く様になり、キャンプに賑やかな楽しさも求めていたのも事実でありますが、原初的には本当の意味で「自然を体感」するのがキャンプの醍醐味。そういう意味では、羊蹄山の懐にいだかれて自然を体感出来た四日間でした。最終日の夜に見た星空の美しさは特筆すべきものでした♪ これこそキャンプですね(^o^)
2016年06月26日
毛呂山町ゆずの里オートキャンプ場 2016.6.18~19
我が家は2回目の利用となります。前回の模様はこちら・・・。
この土日は梅雨の晴れ間で良い天気でありました。昨年購入したREVOタープ600にウォーラスの4人用テントの構成。
レボタープ600、大きいのでテントをすっぽり覆って、フライ無しとしました。
今回、お姉ちゃんが部活のため、息子と私だけの出撃。父子2人キャンプとなりました。なので、最小構成。REVOタープ600は2人にはデカ過ぎかなと思いましたが、意外とジャストなサイズです。ゆずの里は、この砂利サイトの方がプライベートサイトより良いと思いますが、並んで3サイトあるうちの真ん中のサイトになるとちょっと窮屈です。隣のサイトとの間に目隠しになるものがありません。レボタープ600のメッシュ部分を直接ペグダウンする事により、程良いプライベート感が保たれました。下の写真で見ると「レボタープ600、意外と小さくねぇ?」と見えるかもしれませんが、実際は大きいです。両サイドをもっと高くとればかなり大きな幕となります。
レボタープのLか600かというところで迷う方が多いかと思います。私はLを知らないので、何とも言えませんが、確実に言える事は「大は小を兼ねる」というところでしょう(^_^)v
息子が土曜日授業がある日でしたので、自宅を出発したのは午後でした。自宅から関越の所沢インターまで20分程なので、ゆずの里の近さは有り難い。「坂戸西」のスマートインターチェンジ利用で1時間ちょっとくらいで到着です。
キャンプ場へ行く前に、このスーパーで買い物。他にもいなげや等数店舗がキャンプ場近くにあるのでとても便利です。
比較的小規模構成でしたので、ささっと設営完了。先ほどのスーパー「ベルク」で買った、出来合いの総菜をとりあえず出して食べました。
父子2人で乾杯! 午後、出発にもかかわらず、我ながら素早く準備完了して、明るいうちにくつろげた事に自己満足(^O^)
夕方、少しばかり川に降りたり散策しました。
ほぼ満員のキャンプサイト・・・。
今日のメインは焼き鳥。ちなみに、ユニフレームのファイアグリルを卓上コンロとして使っています。めちゃ格好悪いですが、何でも使えるものは使います(^_-)
お姉ちゃんがいないので花火を一人で独占出来てご満悦(^_^)v 終了後、デザートを食べて20時には息子就寝・・・。
その後は、一人、オヤジの晩酌タイム。ランタンとたき火の明かりが心地よい・・・。
早く寝たのでよく朝5時頃には起きて、朝食前にフリスビーなどで遊びました。
朝食は、手抜きのカップ麺です。
早起きしたので、何か時間が得した感じでゆっくり過ごせました。撤収も荷物少なめであっという間。
10時には撤収して、近くのゆうパークおごせでひとっ風呂浴び、昼食を食べて午後2時頃には帰宅。
前回でも書きましたが、ホント近い! 我が家からは利便性ナンバーワンです。設備については詳しく述べませんが、トイレ、炊事場等きれいで、シャワーも無料で使用出来るのは良いですね(^_^)v
利用価値の高いキャンプ場であります(^O^)
2016年06月08日
スバル・エクシーガでキャンプ
2013年の11月購入で、その年にも「キャンプ車としてのエクシーガ」を軽くインプレッションしております(前回の記事)。意外にもこの時の記事が私のブログの記事アクセス数でかなり上位にあり、「この車でキャンプ行けるのかな?」といった疑問の多さがアクセス数につながっているのかなと推測したりします。という事で、前回の記事の踏襲にはなりますが、ほんの少し掘り下げて新たに書かせていただきます。
まず、エクシーガですが、現行は「エクシーガクロスオーバー7」となっていますね。車高を上げ、ルーフレールを付け、内装などの細部の変更はあるものの、基本的な内容は以前のエクシーガと変わっておりません。アイサイトもバージョン2だし・・。SUV的にリファインしてみました(^_-)的な感じですね。今やこういう背の低い系のミニバンは壊滅状態・・というのは前回の時にも既に述べております。しかしながら、エクシーガを選ぶ人というのは、他車との比較でどうのというより、「この車しかなかったから・・」という理由が多いのではないかなと想像します。「富士重独自のメカニカルな部分にシンパシーを感じながらもミニバンが必要である」というニッチな支持層に細々と支えられているのでしょう・・・。
さて、キャンプ車としての積載性でありますが、ここではサードシートを倒した時に何リッターの容量がある等々の情報は専門誌にお任せするとして、「我が家ではこう使っている・・」という事だけをなるべく詳しく紹介致します。たぶん、そんなやり方は非効率!とか思う人もたくさんいらっしゃるかと思いますが、私なりに自分のスタイルに満足しているので、共感出来る方は参考にしていただければと思います。
まず下の「板」です。前回の記事でも紹介していますが、サードシートを倒した時に生じる荷室の傾斜を解消する為に利用しています。この板は、ホームセンターで購入したベニヤ合板で、縦900ミリ横540ミリの寸法のものを2枚利用しています。これに片方のみ110ミリの高さを付ける事で荷室の傾きがほぼフラットになります(ちなみに、板が荷室に接する部分には両面テープでクッションを貼ってあります)。
実際は傾斜があったとしても、上手く積み込めばそう簡単に荷崩れする事は無いと思います。でもねぇ・・・。荷室として考えた時に「初めから傾いている・・・」というのが何とも気持ち悪いんですよねぇ、私的には・・。サードシートを倒して使う事が多いという事を考えれば、本当はメーカー側でなんとかして欲しいですよね・・・。下の写真が板を使う前の荷室の傾斜。
そして、これはエクシーガに乗り換える前のプレマシーの時から使っているのですが、キャンプ道具、衣服など、入れられるものはなるべくこの「衣装ケース」に入れております。これはどこのホームセンターでも売っているアイリスオーヤマの衣装ケース。商品名でいうとチェストESD(外寸:幅約376ミリ×奥行約528ミリ×高さ約280ミリ)とチェストES(外寸:幅約376ミリ×奥行約528ミリ×高さ約200ミリ)というもの。深型チェストESDを4個、浅型のチェストESを2個使っています。こういうコンテナ的なものを使うと、キャンプ道具がそのケースに収まり難いものも多々あり、デッドスペースも発生するという欠点があります。確かに、テントやタープ、チェア、クーラーボックス、焚き火台、ガソリンランタン等は完全にこれに入らないので、これとは別に積載スペースを考えねばなりません。しかし、その他のものは極力これに入れます。その際にも多少のデッドスペースが出来ますが、あまり詰め込み過ぎないのもコツです。パンパンに詰め込むと片付ける際に大変になります。おそらく、こういうケースに入れない方が総合的には荷物を積めると思います。しかしながら、積める荷物が頭のなかである程度計算出来るという利点もあります。必然的に無駄なものは持って行かないという事にもつながる訳であります・・・。
このケースはご覧のように、エクシーガの荷室に3列並べてピッタリ収まります。深型のものを両側に2つづつ。浅型のものを真ん中に2つ入ります。細かくいうと、上の写真の様に真ん中のケースの下にシート等を積載して少し高さをずらす事で、ケースの縁の出っ張り同士がぶつからない様にしております。
さらにこのケースはキャンプ場で2列に積み重ね、その上に強力マジックテープで板を設置。調理テーブルとなります。「キャンプギアとしてかっこ悪いし、こんなもんいらん!」という方は読み飛ばしてといて下さい・・・。一応、ケースの周囲を飾る為の布を付けておりますが、もっとカッコいいものを装着したく思案中であります・・・。
エクシーガの荷室下の小物を入れるスペースも勿論利用します。今回ヘリノックスチェア4脚がここに入りました。さらにこれの下のスペアタイヤが入っている空間にもシェラフカバー等入れられるモノを入れております。
写真はありませんが、シェラフやテント等を2列目シートの足下に収納。チャイルドシートやジュニアシートを利用している小学校低学年くらいの足下限定ですが・・・。今回はダウンシェラフを2つここに収納。シェラフはさらに衣装ケースの両脇のデッドスペースにねじ込みます。これが入らなそうでしっかり入ります。かさばる冬用シェラフは4つはこれで収まります(衣装ケースのぐらつき防止にもなります)。銀マットもこの隙間に入りました。
2列目シートとこの衣装ケースの隙間に収束型のチェアやタープ、焚き火台、そしてテーブルとして使う板などを収納出来ます。荷物の量によって2列目シートを多少前に移動する事はありますが、足下がきつくなる程は移動しないように心掛けています。
下の写真の様な感じで積み込み、前回のキャンプ時は出掛けました。この時は、テントは小型だったという事と、大型のクーラーボックスも持って行きませんでしたが、そのかわりに薪をかなり積んでおります。薪が無ければ大型のクーラーボックス(コールマンのエクストリームクーラー52QT)を入れる事も可能であります。昨年の夏に南伊豆へ4泊した時は大型クーラボックスや、ゴムボートやサンシェード等の海遊び道具を積み込みました。そのかわりに夏なのでダウンシェラフや防寒着等は不要となり、焚き火台も諦めたりしました。結局、キャンプの目的毎に持っていくものを足し引きする事は必要となるでしょう・・・。ちなみに板の下のスペースにはポールや板状の薄物。サンダル、傘等の直ぐに出したいものを入れます。
上の写真くらいの荷量であれば後方視野も確保可能であります。さらに、荷物がある場合は衣装ケースの上部のスペースも利用。アルバーゴ45を持っていく時はこの天井とケースの隙間になんとかねじ込んだ事もありました。
キャンプスタイルは人それぞれだし、正解なんてありません。ただ、気持ちよく、なるべくスムーズに出来たと自己満足すればそれで良いと思います。そういう意味では、まだまだ私も満足していませんが、ここ最近の傾向で言えば「要らないモノは持って行かない!」という事につきます(^_^)v
2016年06月02日
キャンプラビット 2016.5.29(土)~30(日)
長い冬眠から目覚め、今シーズン初キャンプに行ってきたので簡単にご報告します・・・。
今回伺ったのは那須のキャンプラビットさん・・。センスの良いキャンプ場として有名ですね(^_^)v
我が家としては久しぶりの再訪(二度目。前回のキャンプは2010年の9月。その様子はこちら)。ここを選択した理由は、オートキャンプ場としては今や貴重な直火OKであるという事が最大の理由としてあります。もちろんそれだけが理由ではなく、キャンプ場の総合的な雰囲気を考えてここにしました・・・。
5月29日(土)の朝7時頃に自宅出発。我が家の場合、関越自動車道が一番アクセスが良い訳で、圏央道で関越から東北道へ行けるようになったのはとても有難い事であります・・・。という事で関越道と東北道の間にある真新しい菖蒲SAで一休み・・・。
その後、特に渋滞もなく那須には九時半頃に到着・・・。キャンプ場に行く前に那須ガーデンアウトレットへ・・・。10時開店なのでまだ開いていませんが、チャイハネさんが開店準備で店前に商品を陳列しているところを物色。娘がエスニックの雑貨等が好きなので、ここは宝の山です。で、開店前から目をつけていたこの「袋」=2000円を即購入(^^)v いわゆるB級品的なものがつまった袋なのですが、かなりの品数がつまっているのでかなりのお得感があり、大満足であります。その後、その他ショッピングとお昼ご飯を食べたりで午後2時頃までアウトレットを楽しみました・・・。いかん、いかん、一泊のキャンプなのについ長居してしまいました(-_-;) 急いでキャンプ場へ移動・・。
到着したら、予想外に「人口密度」が低くて少しびっくり・・・。スタッフさんいわく、運動会などのイベントが重なり、少ないのでは・・との事でした。確かにそんな季節ですね。我が家の中1の娘も、来週、運動会であります・・・。
「直火」と並び、このキャンプ場の目玉に「露天風呂」があります。しかし前回の訪問時、混雑で予約するのに難儀した為、今回はこの「露天風呂」を初めから諦めていました・・・。その為、石鹸やシャンプー等を持ってきておりませんでしたが、せっかくなので入る事にしました。ご厚意でママ&娘とパパ&息子の2グループに分けて予約を入れさせてもらいました。有難うございましたm(_ _)m
それにしても、気持ちの良いお風呂です。温泉ではありませんが、キャンプ場の湯船で足を伸ばせるのはやはり気持ち良い(^^)/
今回、案内されたのは上段にあるサイト。下段には数組のキャンパーがおられますが、我々の周りにはおりません・・・。今回、一泊という事もあり、そして、降雨の心配もまず無いという事なのでタープ無しでいきます。テントもウォーラスのオービット。古い古いテントであります・・・。
こちらの炉を利用して直火を楽しみます。炉が設置されている場所が場合によっては都合が悪いという事もありますが、ここに来たらやはり直火を楽しまない手はありません(^^) 小さなテントを一張り。そして直火の炉。ワイルド感があってイイ雰囲気・・・。で、よりワイルド感を増強させる為、今回、バーナーやコンロ類を持ってきませんでした。ダッジオーブン2つとやかん一つのみを利用して直火料理です・・。とは言え、家で下ごしらえしておいたスペアリブを蒸し焼きにするのと、白飯を炊くだけのお手軽料理であります。あと、前菜として缶詰を利用。チョイ飲み用に開発されたと思われる最近の缶詰ってバカに出来ない美味しさです・・。値段もちょい高めだけどね(^_-)
なかなか良い出来栄え・・。ご飯もふっくら炊きあがりました(^_^)v
かなり寒いかなと思い身構えていましたが、それ程の冷え込みもなくとても良い感じ。焚き火が心地良い・・・。焚き火にこだわった理由の一つは、自宅で廃材が多量に発生したという事もあります。自作した木工の残りや、いらなくなった組み立て家具を薪として利用したかったからという側面もあったりします(^_-)
そして、もう一つワイルドな試み。娘と私(パパ)はテントの外にシートを敷いて野宿(^_^)vであります・・・。この季節、夜、虫もそれほどいないですし、一度、やってみたかったのですよね・・・。おやすみなさい・・・。
翌朝目覚めると、いきなり新緑が目に飛びこんできます。自然と一体化した感じがします・・・。
朝食は、昨日の残りのご飯と肉、野菜を利用して焼き飯。適当に作ったわりには美味しい・・。というよりシチュエーションが美味しくさせるのでしょう・・・。キャンプの醍醐味ですね。
かなりゆったり朝を過ごしましたが、テント一つだし、最低限の荷物なので片付けけも比較的楽です。
10時過ぎに撤収後、ゴヨウツツジを観に行く事としました。ゴンドラに乗り、山の上の一周一時間弱のコースを歩きました。新緑とゴヨウツツジの白、そして空の青が、初夏の初々しさを感じさせます。下界はこの日、かなり暑かったようですが、高原の気持ちの良い空気を満喫出来て最高でありました・・・・。
下山後、ちょっと遅めの昼食。
そして最後に、キャンプ場でもらった割引券を利用してこちらの温泉へ行きました。ウェルネスの森です。ここ、普通に立ち寄ると1000円かかりますが、割引券で520円になるので、絶対に割引券をもらった方が良いです・・・。源泉掛け流しだしね・・・。キャンプ場のお風呂も最高なのですが540円かかり、混雑時はなかなか思うように予約出来ないという事が前回のキャンプでわかっていたので、場内風呂を選択肢から外して二日目にここで入浴する予定だったのです・・・。
那須には色々なキャンプ場があり、選択肢も豊富であります。イベンタブルな所もあれば、公園内にあるキャンプ場もあります。そんな中で、キャンプラビットさんは、あくまでも本来のキャンプを楽しんでもらいたいというコンセプト。そしてそれを安全に安心して快適に楽しんでもらおうとサポートする事に徹底されていると強く感じます。キャンパーもそれを理解して利用するよう、心掛けたいですね(^_-) とても素敵なキャノプ場ですね...(^^)/
2015年10月18日
瑞牆山登山 2015.9.20
一ヶ月たってしまいましたが、瑞牆山登山の記事です\(^o^)/ 9月20日(日)、シルバーウィークであります。
みずがき山自然公園にキャンプ。そこから出発して不動滝経由で山頂を目指します。瑞牆山へは過去に何度か登っていますが、このルートでは初めて。過去は(かなり昔の・・)富士見平経由であります。5歳の息子と登るのはもちろん初めて・・・。
下の写真の様な、林道をしばらく登り詰めます。この林道の終点までは、車で行くことも可能です。オフロードタイプの車の方が良いのは言うまでもありません・・
苔むした森と、沢筋を歩いて行く様な感じ・・・。なかなか良い雰囲気です・・・。
この日、シルバーウィークの登山日和ですが、富士見平経由に比べて比較的静かな山歩きが楽しめるような気がします(^^)/
初めからわかってはいましたが、5歳時の歩行速度は遅々として進みません。それでも頑張っております(~O~)
不動滝到着(^^)/ とりあえず「不動滝までは頑張ろう!」と5歳児を励ましながら来ました。
そう言えば、登山レポ的にはマップと時間が重要かと思いますが、細かいルートタイム等は省略させていただきます。ズミマセン(^_-) というのも、5歳時のスピードがあまりにも遅いので標準的な参考になりません。お恥ずかしながら、ざっくり標準タイムのざっくり2倍弱くらいかかりました・・・。でも、逆に言えば幼稚園児でも保護者のしっかりとしたサポートがあれば登れます(ウチのチビは運動神経が良い方ではないと思います)・・・。もちろん、自己責任でお願いしますね(^_^;)
シルバーウィークの直前まで、大雨だったので、滝の水量も豊富で見応えがありました(^^)/
5歳児の集中力が途切れがちなので、様々なキノコをを発見しては点数を付けるという意味不明なゲーム(・・?を楽しみながら進みました。幼児との登山は体力的な問題もありますが、精神的な問題の方がより大きいかも・・・。
相当な時間を費やしましたが、富士見平からのコースと合流してやっと最後の鎖場であります・・・。
そしてやっと山頂 \(-o-)/
不動滝の後は、「頂上でカップラーメンを食べる!」を励ましの言葉に頑張りました(^_^;)
なので、このカップラーメンの味は格別だったようであります(^_^)v
山頂からの景色は言うまでもありません。格別ですね(^^)/
下山は富士見平経由です。不動滝コースとガラッと様相が異なります。大きな岩がゴロゴロした急登という感じですね・・・。
ヤスリ岩です・・・。
下山の写真がほとんどありません(-_-;) 時間が押していて、カメラを仕舞い必死に歩いていたもので・・・。
一つポイントなのは、このルートで下山してみずかき山自然公園に帰る時、多少、分岐点などが分かり難いという事です。時間に余裕があればさしたる問題はありませんが、念のため、富士見平小屋でコースの確認をした方が良いと思います。富士見平小屋から10数分くらい下山したら右側に林道があり、その林道に入ります。その林道をしばらく歩くと大きな、ヘアピンカーブのところに標識があり、そこからまた登山道を歩きます・・・。大雑把すぎてで分かりませんね(-_-;) ですので、初めての人は富士見平小屋で必ずコース確認してください。ちなみに林道以降の道はとても歩きやすいです・・。
予定では、もっと早く下山しているはずで、下山後に増富の湯にでも行こうと思っていましたが、キャンプ場へ到着した時にはすっかり暗くなっておりました(^_^;) しかし、無事下山出来て良かった(^^)/
2015年09月24日
みずがき山自然公園キャンプ場 2015.9.19~22
シルバーウィークにみずがき山自然公園キャンプ場へ3泊4日で行ってきました(^O^) シルバーウィークに合わえたかのような秋晴れの天候に恵まれて、とても充実した4日間でした。
瑞牆山の登山も兼ねてのキャンプ。登山の様子は後日、「瑞牆山登山編」でご紹介したいと思います。ここでは、みずがき山自然公園キャンプ場の詳細をご紹介したいと思います。
まず、キャンプ場の全景。中心のアルバーゴ45が我が家のテントです(^^ゞ
同じアングルで、もう少し引いた画像・・・。右側に見えるのが管理棟で、さらに右側に細い道路をはさんだ向こう側もキャンプ場となっていますが、そちら側の写真を撮影していませんでした。スミマセンm(_ _)m
これを撮影した場所は、「芝生広場」という公園です。キャンプ場より一段高い場所に駐車場があり、さらに一段高い場所がこの芝生広場。こんな感じの場所です。
とっても綺麗な芝生の広場。思わずこちらに幕営したくなりますが、もちろんキャンプ禁止です。それにしても、瑞牆山がどこからでもバッチリ眺望出来るキャンプ場なのでロケーションは抜群であります(*^^)v 下の写真は、我が家の幕営地から眺めた瑞牆山。
こちらのキャンプ場はオートキャンプ場ではありません。ですので、いわゆる高規格オートキャンプ場のつもりで来ると違和感を覚えるかもしれませんので、その点は最初に断らせていただきます・・。ただし、使いようによっては、低価格でオートキャンプ的に利用出来、管理棟のトイレも非常に綺麗、しかもロケーション最高! と良いことづくしであります(*^^)v
僕がこのキャンプ場を知ったのは、瑞牆山の登山とオートキャンプを同時に楽しめる場所を探していて、まさに最適な場所としてココ行き着きました。皆様のブログなどからの事前情報では、オートキャンプ場ではないけど、荷物の荷降ろしなどの為にキャンプ場内に車を乗り入れる事は可能との事でした。で、実際に訪れてみると「車もテントの横に駐車してイイですよ!」との受付のおばさんのお話・・。拍子抜けしました・・。という事は、区画のないもののオートキャンプじゃないですか! 戸隠キャンプ場と同じ様なシステムでありますが、キャパシティが戸隠ほどは大きくないので、車横付けOKにはしない方が良いような・・・・。我が家は、連休初日の9時頃に到着。その時点では、さすがにまだそれ程のテントが張られておりませんでしたが、この連休、これからどんどんテントが増えたら、入り口から奥の人は車を出せなくなるんじゃないの!という予感・・・。それに、自分が車を置いたが為に、後から来た人が幕営し難くなるのかと思うと、横付Okとは言っても車は駐車場へ移動したほうが無難かもしれません・・・。今回程の繁忙期でなければ問題ないかもしれませんが、車の横付けは禁止にしてもイイような気もします・・・。
ここが、管理棟。何故か夕暮時の写真(^_-) もう閉まっています。朝9時から夕方5時までなので、お買い物はお早めに! この日は閉まった後も横の入り口からトイレにはアクセス出来ました。
道の駅的な農産物の直売やお土産等の販売。それからお蕎麦などの食事やソフトクリーム等を食べる事が出来ます。
薪や炭、氷、カセットガス等の最低限のキャンプ用の備品もあります。それにしても炭が150円って安い。私も買いましたが150円でそこそこ量があります。
管理棟の中のトイレ。とても綺麗。というより普通のオートキャンプ場より水準が高いくらいの清潔さ(^^ゞ 管理棟が閉まってしまうと、このトイレも閉鎖と事前情報では聞いておりましたが、この連休は管理人の方が常駐されていて、トイレへの行き来は出来るようになっていました。
このトイレ以外には仮設トイレがこちらに・・・。それと、芝生広場にトイレがあります・・。おそらく、休み前日とか、ある程度の幕営者がいる時は管理棟のトイレが使えるのではないかと思います・・・。この管理棟のトイレの利用出来るか否かの差は大きい・・(^_
^;)
炊事場です。綺麗な建物です。ここは、2005年8月5日に瑞牆山植樹祭会場跡地に「みずがき山自然公園」として誕生し、その時に管理棟もオープン。なので施設も全体的に新しいのが嬉しいところです。
お風呂やシャワー等はありません。という訳で、入浴は増富温泉になるかと思います。我が家は3日目に増富の湯を利用しました。いわゆる立ち寄り温泉で、広間で休憩したり食堂で食事も出来るのでゆっくり出来ます。キャンプ場から20分~30分くらいでしょうか。ちなみに増富温泉からキャンプ場間の道路沿いの渓谷はなかなか素晴らしい景観です。下の写真です。きっと紅葉も良いのではないかと想像されます。
肝心の料金の説明をしておりませんでしたが、人数と大きさで大雑把な値段設定がされていて、基本一張り(2~4人)2000円と思ってもらえば良いかと思います。タープがある場合は別途かかるかもしれません。小さなテントに一人であれば1000円。とても低価格。でも、受付の方のかなりイージーな判断になるかと思います。アルバーゴ45ほどの大型2ルームがはたして2000円で良かったのか・・・(^_-) しかし、3日で6000円とは安い!
張る場所はもちろんフリーなので、早い者勝ち。基本、朝、9時から管理棟は開く様でありますが、好きな時間にきて好きな時間に撤収で大丈夫。受付前に張る事も十分可能であります。料金箱と申し込み用紙があり、それを利用する事も出来ます。
というわけで、内容的にとても満足度が高いものですが、冒頭に述べた通り、いわゆるオートキャプ場ではない事は念頭において利用してください。ここは、瑞牆山での岩登り、ボルダリング、登山の為の「ベースキャンプ」であります。特に大きなクッションを背負って目的の岩へ出掛けて行くボルダリングの方々が大勢集っていました。全般的に山キャン的な雰囲気なのですが、そこにバイクツーリングの方やオートキャンプの人達も入り混じっている感じであります・・。目的の違う人達が色々集っておりますので、夜中や朝方に到着して設営する人もいます。整然としたある種のルールにのっとったオートキャンプ場的な雰囲気を期待する方はココを避けた方が良いかもしれません・・・。ただし、大連休という特異日だった事もありますので、平日などであれば、全く異なる静けさだとは思います・・・。
我が家的には、今回、9月19日(土)の午前4時前に出発して途中、休憩をかなりいれながら午前9時前には到着しました。設営後、その日は芝生広場でフリスビーをしたりしてゆったり・・・。
瑞牆山の素晴らしい景色を堪能した一日でした。夕食は簡単にクリームシチューとパン。
二日目は、瑞牆山登山。5歳児が登れるかどうかがポイントでしたが、なんとか無事完登。しかし、とても苦労しました(~_~) その様子は後日・・・。
三日目。前日、風呂に行きそびれた為、ゆっくり朝食の後、まず増冨の湯へ。午前10時半くらいに行きましたが、午前中からけっこう人が多く来ておりました。お昼もここの食堂でいただきました。
夕飯の食料を調達しなければいけなかったので山を下ってスーパーへ。途中、三代校舎ふれあいの里に立ち寄ったりしてたらあっという間に午後3時。このキャンプ場、近くにスーパー、コンビニ等はないので、買い物は万全に済ませておいた方が良いです・・・(^_-) なるべく、山を降りない方が時間が有効的。増富温泉やみずがき湖あたりまでを観光範囲と決めて遊ぶのをオススメします・・・。
4日目。10時過ぎに撤収して、特に寄り道をせずに帰路へ。中央道を避け、あえて下道を雁坂トンネル~秩父~飯能を経て帰りました。中央道も渋滞していたであろうかと思いますが、やはり下道もかなり時間がかかりました。途中、昼、夜の食事、そして何度かの休憩を経て、帰宅は午後8時過ぎでした。疲れた~(~O~)
総評として、やはりロケーション最高のキャンプ場で設備的にも必要最低限ではあるけど清潔に利用出来て大満足。瑞牆山の登山ベースとしてはもちろん最適。山は登らずとも、ただ、この風景を一日眺めながらゆっくりキャンプを楽しむのも全然有りだと思います。オススメ出来るキャプ場です(^^)/
2015年09月18日
伊豆ヶ岳 2015.9.12(土)
正丸駅を9時20分に出発。本当は最短ルートを直登したかったのですが、道を間違えて正丸峠経由のルートになってしまいました。正丸峠への道は、先週の豪雨の影響からか道が沢のようになっていて少し難儀しました・・・。さすがにチビの足もペースダウンして平均的なコースタイムを大幅にオーバーしてしまいましたが、何とか頑張って歩き続けます。ようやく鎖場の入り口に到着。岩をよじ登る鎖場への道は「男坂」と言われていて、これを回避する「女坂」という道もあります。「男坂」は落石等の危険の為に「女坂」の方をオススメする看板がありますが、こここは迷わず鎖場へ! 苦労しながらも、子供も登り切れない岩場ではありません。登り切ると、子供もそれなりの達成感があるかと思います。
伊豆ヶ岳山頂、12時40分。途中、正丸峠で大休止したりしましたが、かなり時間がかかりました。でも無事登頂(^O^)
下山は、最短ルートを使いましたが、さすがにチビはくたくたのご様子。でも、自分の足で最後まで歩き通しました! 秩父まで出て、遅い昼ゴハン。名物のわらじカツ丼などを食べました。
実は、明日からのシルバーウィークに奥秩父の瑞牆山(みずがきやま)へ行く予定。その練習なのでありました(^_^;) みずがき山自然公園キャンプ場に3泊。ここをベースキャンプ(笑)に登頂予定です。楽しみ(^O^)